24時間いつでも飲める … 居酒屋「山家(やまが)」(渋谷)
中目黒の大衆割烹「大樽」を出て、ほろ酔い加減で目黒川沿いを北上する。
西郷山公園に立ち寄ってみると、ここもまた八重桜が満開。花見の客の多くが外国人なのが、大使館なども多いこのエリアならではなのかなあ。
そこから渋谷マークシティー(渋谷駅)まで、ダラダラとした坂を下ってくると、そのすぐ横で24時間・年中無休で営業している呑兵衛のミカタが「山家」(支店)である。
今日は、この後、午後6時から飲み会の予定。家に帰ってもう一度出かけてくるよりは、ここでもうちょっと飲んでから出かけたほうが移動も楽なのだ。
店は地下2階から地上3階まで、なんと5フロアもある。
いちばん入りやすい1階の店内へと入ると、「となりのエレベーターで3階まで上がってください」と店員さん。
言われたとおり3階に上がると、そこにはすでに何組かの呑兵衛たちがたむろしていた(笑)。
24時間、休みなしで営業する代わりに、お客が少なそうな時間帯を見計らって、お客を特定のフロアに片寄せする。そうして空いたフロアを掃除したりするんだろうな。
1軒めでもかなり飲んできたので、ここは軽めにトマトハイ(420円)にしておいた。
トマトハイは、言ってみれば冷やしトマトをつまみに焼酎を飲んでるようなもの。つまみ兼お酒という、とっても合理的な飲みものなのだ。
でも液体だけではちょっと口寂しいので、つまみの王道・エイヒレ(550円)ももらう。これで完璧だ。
それにしても3階の店内は初めて入ったなあ。
ちびちびとトマトハイをすすりながら、まわりの状況を観察する。
壁には、おつまみのオーダーランキングが張り出されていて、1位「ハムカツ」(450円)、2位「馬刺し」(840円)、3位「川海老から揚げ」(580円)だ。
さらに「深夜メニューのおすすめ!(PM11:00~AM8:00)」という張り紙もあって、いくらおろし(530円)、ナポリタン(700円)、マカロニサラダ(400円)の他、ジャンボコロッケ(350円)、鳥ナンコツ揚げ(550円)、板わさ(550円)、ピリ辛チョリソー(550円)、珍味イカわたルイベ(350円)などが書き出されている。
テーブル上のメニューを改めて確認してみると、これら深夜の料理は載っていない。
見開き8ページのメニューの冒頭部分に「MENU 15:00~22:00(日祝は15:00~21:00)」と書かれているので、きっとこれは夕方から夜用のメニューで、それ以外の時間帯には、それぞれの時間帯に合わせたメニューがあるんだね。
壁には今の時間帯用の「おすすめ 15:00~22:30」という張り紙もあって、こちらにはキャベツ盛り(350円)、長茄子の一本漬(350円)、ぼんじり(370円)、日向正肉(420円)、日向鳥ナンコツ(420円)が並んでる。
とそこへ、となりのテーブルのお客さんのところに、丸皿に山盛りになった千切りキャベツがやってきた。これがキャベツ盛りなんだね! ひとりじゃ食べ切れないかもしれないぐらいの量だ。
さあて、ボチボチと夜の部の飲み会に向けて出発しますか。どうもごちそうさま!
花見客でにぎわう西郷山公園 / エイヒレ / 時間帯で変わるメニュー
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