子袋とハツもと酒蒸し … 居酒屋「丸山(まるやま)」(阿佐ヶ谷)
またしても「丸山」の店頭看板に書かれた今日のメニューに釣り上げられてしまった。
しかも今日は心引かれた品が2品ある!
ひとつは「長崎産・アジ刺身」(390円)。そしてもうひとつは「子袋とハツもと酒蒸し」(400円)だ。
う~む。二つともいくでしょう!
今夜もまた入口のすぐ左側にあるカウンター席(全5席)の一角に腰をおろして、まずはホッピー(400円)を注文した。
この店のホッピーは、生ビールサーバーで出される樽ホッピーだ。
当然、「ホッピー仙人」で出されるような、シンプルなサーバー・ホッピーが出されるかと思いきや、なんと、ジョッキに氷入りで、レモンも一切れ入ったホッピーが出てきた。
グビッとひと口。
わぁ。美味いじゃないか!
どこかで飲んだことがある味わいだなあと思ったら、この味は東十条のやきとん「埼玉屋」の、生レモンサワーのあとに、そのジョッキに注いでもらうホッピーだ。
そのホッピーと一緒に出されたお通し(200円)は、ツナ、キュウリ、カイワレの和え物。ピリッとスパイス(黒胡椒)が効いてるのが、ホッピーにもよく合っていいね。
心引かれた2品の料理のうち、先に注文したのは長崎産・アジ刺身。
この店の刺身は、1人前6切れぐらいと、ひとりで飲むのにちょうどよくて、値段も400円前後とリーズナブルなのがとてもうれしい。
アジの漁獲量は長崎県が国内1位。全国の約3割が長崎で獲れる。第2位は島根で約2割。つまり長崎と島根の2県で、国内の半数のアジが獲れてるのだ。(平成24年調べ)
アジという魚の名前は「味が良いことに由来する」と言われているぐらい、この魚は旨みが強い。刺身にしても、フライにしても、焼き魚にしても、干物にしても、まず外れはないなあ。
ホッピーをおかわりして、いよいよ満を持して、子袋とハツもと酒蒸しを注文する。
おかわりホッピーには、レモンがもう1切れ足されるのがいいね。
そして子袋とハツもと酒蒸し。
煮込みでもなければ、もつ焼きでもない。酒蒸しした豚もつというのは、とても新鮮な食感と味わいだ。
これもいいねえ!
ホッピーといい、アジといい、豚モツの酒蒸しといい、さすが「丸山」である。
1時間半ほど楽しんで、今日のお勘定は1,790円なり。どうもごちそうさま!
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