たっぷりと春キャベツ … 焼鳥「川名(かわな)」(阿佐ヶ谷)
「サバ炭焼き(324円)と春キャベツ(238円)をお願いします」
カウンター上のネタケースに鎮座しているサバの半身がとても美味しそうだったので、今日のメインはそれを焼いてもらうことにした。
この店の焼魚は、焼き鳥と同じく、注文を受けてから店の表にある炭火の焼き台で焼いてくれるので、できあがるのに少し時間がかかる。
それを待つ間に、ちょいと春キャベツでもつまもうかと思って、春キャベツも一緒に注文したのだった。
ところが!
出てきた春キャベツを見て驚いた。
ど~んと大きな丸皿に、レタスが敷かれ、その上にオニオンスライスがたっぷりとのせられ、さらにその上に「これでもかっ!」という量の春キャベツがのっている!
しかもその周りにはバナナやメロンまで添えられているではないか。
さらに今日のお通し(サービス)であるオレンジ2切れもあるので、果物密度がけっこう高いぞ。
これはもう「ちょっとつまみに」なんて量じゃなくて、立派な前菜の一皿だよなあ。
近くに座っていた女性ひとり客も、
「これ、春キャベツ1人前ですか?! 私も注文しようかと思ってたんだけど、たのまなくてよかったわ。これだけで満腹になってしまいそう(笑)」
と驚いている。
でもこの春キャベツ。食べ始めるとシャクシャク、シャクシャクといくらでも食べられるんですよねえ。
考えてみれば「秋元屋」(野方)のキャベツみそや、「鳥佳」(上大岡)の新鮮朝取れキャベツも、ザクッと大きなキャベツのかたまりが出されるけど、なんら問題なくスッと食べ切ることができる。
それと同じようなものかもしれないなあ。
しかもバナナやメロン、オレンジ、玉ネギなどで
サッポロラガービール大瓶(519円)を飲みながら、シャクシャク、シャクシャクと半分ぐらい食べ進んだところで、サバの炭焼きも焼き上がってきた。
「燗酒2合(519円)をお願いします」
焼き魚にはやっぱり燗酒だよね。
熱々のごはんに合うおかずは、必ず燗酒に合うと思って間違いない。
ところで「川名」。アルバイトのスーさんとニーさん(お二人とも台湾の若い女性)が、帰国されたり、学校に入ったりといった理由で、相次いで3月末にバイトを辞めたため、4月からは店主夫妻が二人だけで切り盛りせざるを得なくなった。
そこで現在はメニューの品数を少なくして営業中ということなんだけど、あまり品数が減った感じはしないなあ。。。
でもお二人はいつも大忙しの状況です。
1時間半ほどの酒場浴。今夜のお勘定は1,708円だった。どうもごちそうさま!
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