今宵は6個の目玉焼き … やきとん道場「お山の大将(おやまのたいしょう)」(立会川)
「ホッピー仙人」主宰の『お花見ホッピー』から、「豚の味珍」(横浜駅西口)へと流れての帰り道、「最後にもう1軒!」と立会川駅で途中下車した。
向かった先は名店とのうわさが高い「鳥勝」。私自身、まだ行くことができていない課題店でもあるのだ。
ところが!
我われ二人が、まさに店に到着しようとしたその瞬間(土曜日の午後6時半ごろ)に、店の外の看板と提灯の灯りがフッと消えた。
「えっ?」と思いつつも、念のため入口の引き戸を開けて店内をのぞいてみた。
「悪いけど今日はもう、手が回りそうにないんだ」
まったくすまなそうな表情で、カウンターの中からそう声をかけてくれる店主。
カウンター席とテーブル席、合わせて30席ほどの店内を、店主ご夫妻ふたりで切り盛りされているので、あまりに客が多い状態が続くと、手が回らなくなるんだろうな。
この店に来たのは、これが3回めぐらいだと思うんだけれど、まだ一度も入れたことがない。残念だけど、また次の機会をねらうことにしよう。
でも大丈夫。立会川の名店は「鳥勝」だけではないのだ。
京急線の反対側(海側)に引き返して、やきとん道場「お山の大将」へと向かう。
こちらもカウンター席とテーブル席、そして小上がりの座卓で30席強と、規模は「鳥勝」とほぼ同じ。
そしてこちらも大将と、それをサポートする若い男性店員さんとが二人で切り盛りしている。
なんとか空いていたテーブル席に座り、チューハイと生レモンサワーをもらって乾杯だ。
チューハイや生レモンサワーは本来なら300~350円+消費税(以下、価格はすべて税別表記)なんだけれど、土曜日と月曜日は、お客様感謝日で、瓶ビールと銘酒以外の飲み物は、すべて250円になるんだそうな。なんともありがたいことじゃのぉ!
追いかけるように出されたお通しは、コブクロの冷製(ゆで冷まし)。これもうまそうだ。
この店は、かつては生卵の黄身がのった豚レバ刺しが名物だったんだけど、去年の6月以降は出せなくなった。
「いま出したら、すぐにお
そして、いまやその代わりの一大名物が目玉焼き(550円)だ。同じ値段で、玉子の個数を1個から10個まで選ぶことができる。
ふたりでやって来た我われは、6玉でお願いした。
このメニュー、けっして最近できたメニューではなくて、レバ刺しがあるころからズゥ~ッと存在していた、知る人ぞ知る人気メニューなのである。
その目玉焼きはというと、まずたっぷりの千切りキャベツが敷かれた上に、マヨネーズがたっぷりとかけられ、その上に目玉焼きが注文した個数分。そして、これまたたっぷりの魚粉(削り節粉)がトッピングされる。
サラダをとっても、お新香をとっても、さらにはもつ焼きまでも、この店の料理はとにかくボリュームたっぷりなのだ!
目玉焼きの他にも、今日のホワイトボードメニューから、まぐろのつくね串焼(200円)も2本注文する。
「ブーチュー」(250円)という、見た目も美しい「焼酎のブドウ酒割り」で〆て、1時間半ほどの酒場浴。
お花見開始から、9時間半の飲み会を終えて、家路についたのだった。
やきとん道場「お山の大将」 / 生レモンハイ、チューハイ / お通しのコブクロ冷製
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