どーんとポテトサラダ … 焼鳥「川名(かわな)」(阿佐ヶ谷)

大衆酒場を代表するつまみのひとつがポテトサラダだ。
どういうわけか、ほとんどの大衆酒場のメニューにあるんだよなあ。
いろんな面で、最強のポテサラがあると思うんだけど、私が知ってる限り、ボリュームでは「川名」だな。
メニューの名称はポテトサラダ(346円)なんだけれど、その実態はポテトサラダだけではない。
直径30センチはあろうかというガラス製の丸皿に、まずはレタスが敷かれ、その上にオニオンスライスがたっぷりとのり、さらにその上にドーンとポテトサラダだ。
これではまだ終わらず、横にスライスしたバナナと、同じくスライスしたメロンが、ずらりと添えられる。
ポテトサラダの上に、中濃ソースをかけたらできあがり。
ドンッとカウンター上に置かれると、カウンターの奥行きほぼ全体が、ポテトサラダのお皿になってしまう。
だから、カウンター席でポテトサラダを注文するときには、他の料理は注文してはいけないのだ。置き場所がないから!
そしてこのポテトサラダ。絶対に1品めの料理として注文するのがいい。
何品かの料理を食べたあと、このポテトサラダが出てきたら、見ただけで「ウッ」となってしまうぐらいボリュームがあるからねえ。
まずこのポテサラを食べきって、それでもまだ余裕があったら他の料理を注文する。この流れがいいと思う。
私も今日は、各種銘柄が選べる大瓶ビール(519円)をサッポロラガービールでもらい、1品めの料理としてポテトサラダを注文した。
今日のお通し(サービス)は、オレンジが2切れ。お通しとして果物が出るのも、「川名」の定番だ。
ボリュームたっぷりのポテトサラダをつまみん、大瓶ビール1本を飲み干したあと、生グレープフルーツサワー(411円)と豚煮込み(324円)をもらう。
豚煮込みは、「川名」の名物料理のひとつで、豚ナンコツとコンニャク、そして大根やニンジンなどの根菜類を煮込んだもの。早い時間に売り切れてしまうことが多いので、早めに注文する必要がある。
これでもお腹も十分なんだけど、目の前のネタケースの中にある
これが最後のひと切れだったらしく、ホワイトボードのメニューから、銀鮭炭焼が消えた。
その瞬間、カウンターの向こうのほうに座っている人から「あっ!」という声が漏れた。
きっと、あとで注文しようと思ってたんだろうなあ。ごめんね。
店頭の炭火で焼きあげられた銀鮭は、予想どおりの旨さ。遠赤外線で、中がふんわりと焼き上がるのが炭火の素晴らしさだなあ。
1時間半ほどの酒場浴。今日のお勘定は2,054円でした。どうもごちそうさま。

サッポロラガー大瓶、お通し / 今日のホワイトボードメニュー / 卓上のメニュー
| 固定リンク | 0






コメント