今が旬!ヤングコーン … やきとん「弐ノ十(にのじゅう)」(都立家政)
今日の「弐ノ十」のカウンター上には、生の皮付きのヤングコーン(100円)が置かれている。
「ヒゲまでおいしいですよ!」
というおすすめに従って、さっそく注文すると、皮ごと炭火で焼きあげてから、お皿の上でその皮をスッと裂いて、マヨネーズを添えて出してくれた。
これが本当にヒゲまでうまい! というか、マヨネーズと和えていただくヒゲこそがうまい!
ヤングコーンは、とうもろこしが成長する前に若採りしたもの。
とうもろこしは1本の株に2個ぐらいの実ができるのが理想的な状態。それ以上の実がついていたら、間引いて減らすんだそうです。それがヤングコーン。
とうもろこしの旬が6~9月なのに対して、ヤングコーンの旬はその少し前の5~7月。
いつまであるかわからないけど、「弐ノ十」のメニューにヤングコーンとあったら、ぜひ食べてみてください。炭火焼きは一段とうまいよ!
今日の「弐ノ十」は、黒ホッピー(380円)と煮豆腐(200円)でスタート。
通常のもつ煮(350円)だと、大鍋で一緒に煮込んだもつと豆腐を出してくれるが、煮豆腐の場合は、その大鍋の中から豆腐だけをより分けて小鉢についでくれる。
魚のあら煮の汁で一緒に煮た豆腐がうまいのと同じように、もつ煮の鍋でもつと一緒に煮こんだ豆腐もうまいのだ。豆腐って、本当に呑兵衛の味方だなあ。
ナカ(ホッピーの焼酎おかわり、250円)をもらって、ハラミポン酢、カシラみそ、ナンコツたれを、それぞれ1本ずつ(各100円)焼いてもらう。
ここ「弐ノ十」では、基本的にやきとん1本を1つのお皿で出してくれる。だから味が混ざることがなくて、気持ちがいいのだ。(同じものを2本以上たのんだ場合は、それらを1皿に盛って出してくれるのかもしれません。)
さらにナカをおかわりして、冒頭のヤングコーンを焼いてもらったところへ、近所の飲み仲間・ふぢもとさんがやって来た。「弐ノ十」も、ふぢもとさんが足しげく通う酒場の1軒なのだ。
最後にレバ(100円)を素焼きで焼いてもらって、残しておいた煮豆腐の汁(=もつ煮の汁)をからめていただく。これがまたうまい。なにしろこのために煮豆腐の汁を残しておいたからねえ!
ゆっくりと2時間弱の酒場浴。今夜のお勘定は1,970円なり。どうもごちそうさま。
| 固定リンク | 0
コメント