焼き鳥と言えば豚バラ … 戦国焼鳥「家康(いえやす)1号店」(赤坂@福岡県)
居酒屋「さきと」から、福岡市地下鉄・赤坂駅に向かって歩くこと5分弱(350mほど)。
「法務局前」信号交差点の角にあるのが「戦国焼鳥家康」の1号店である。
少し前の記事で、学生時代にもつ鍋をよく食べたことを書いたが、それよりももっともっとよく食べたのが、「戦国焼鳥家康」の焼き鳥だった。
店に入るとすぐに、「いらっしゃいませぇ~っ!」という声と同時に、天井からぶら下げた太鼓を「ドン、ドーン!」と叩いて迎えてくれるもんだから、学生たちはみんな「戦国焼鳥家康」とは言わずに、「焼鳥ドンドン」と呼んでいた。
我われはいつも、JR箱崎駅近くにあった「戦国焼鳥家康」に行ってたんだけれど、今日やって来たのは、その1号店である。
「戦国焼鳥家康」は、天神地区に5店舗、博多地区に4店舗、そして箱崎に1店舗、久留米に1店舗の、合計11店舗で営業している。
私自身、ここ1号店にやってきたのは、これが初めて。
席に座ると、まず出されるのが、ざく切りのキャベツだ。これに柑橘系の秘伝のタレが添えられる。
このキャベツは無料サービスで、おかわり自由。これが貧乏学生にはうれしかった。(おじさんになった今でも、もちろんうれしいけれど。)
そして食べるのは、豚バラ(80円)だ。
福岡・博多の焼き鳥と言えば、なんといっても豚バラ。こればっかりを何本も食べる。
今日もまずは、ひとり当たり3本ずつ注文した。
こっちの焼き鳥は、肉の間に玉ネギの小片が挟まれているのが大きな特徴。
そして、この豚バラなどの焼き鳥(塩焼きのもの)も、さっきの柑橘系の秘伝のタレをつけていただくんですねえ。
飲みものは、芋焼酎「黒霧島」のお湯割り。黒じょかという、焼酎専用の酒器で出してくれるのがいいのだ。
トン足(250円)も食べなきゃ。
東京では豚足というと、ゆで冷ました、冷たい状態のものを、酢味噌につけながらいただくことが多い。しかし福岡・博多では、ゆで冷ました豚足を、焼き鳥用の炭火で、塩味で焼いたあと、それをほぐして出してくれる。
これもまた秘伝のタレにつけながらいただくのがうまい。芋焼酎のお湯割りが進むのぉ。
2時間近く楽しんで、お勘定は6人で6,330円(ひとり当たり1,055円)。
この安さが「戦国焼鳥家康」だなあ。どうもごちそうさま。
「ありがとうございましたっ!」「ドーン、ドーン」と太鼓で送り出してくれた。
戦国焼鳥「家康」1号店 / キャベツ+秘伝のタレ / 芋焼酎「黒霧島」のお湯割り
トン足(塩焼き) / 酢もつ / この店で黒ちゃんたち3人も合流だ!
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