酒友たちと貝ざんまい … やきとり「錦山(きんざん)」(中井)
今夜の「貝ざんまい」は、赤貝、ツブ貝、トリ貝、姫サザエという貝刺しの盛り合わせ。これが820円というんだから、ありがたいではありませんか。
夏は貝がうまいよねえ。
「貝ざんまい」の前にいただいた、「お刺身ちょっと盛」も、マグロ、ネギトロ、エビ、タイ、イワシ、タコの6種盛り(ということになってるんだけど、実際にはカンパチも入って7種盛り)で700円だ。
ふらりとやって来ても入れないほどの人気店というのも納得できるよねえ。
以前、この「お刺身ちょっと盛」のことをご紹介したときに、
「“ちょっと盛”でこの量なら、“普通盛”はもっとすごいんでしょうねえ!」
というコメントをいただいた。でも、残念ながら、この店の刺身盛り合わせメニューは、この「お刺身ちょっと盛」と、「おさしみ三品」(520円。今日はマグロ、カンパチ、タコの3品)しかない。
単品の刺身というのもなくて、メニューにあるのはマグロブツ(320円)ぐらい。
今日は特別に、宮城・松島産の「夏カキ」(1個250円)もあるようだ。
生ものを楽しみたい場合、「お刺身ちょっと盛」「貝ざんまい」に続く、3つめの定番メニューが「酢のもの盛合せ」(480円)だ。カニ、タコ、貝ヒモとキュウリ、ワカメの酢のものが、大ぶりの小鉢にたっぷりと盛られる。
ひとりで来ると、どれか1品をたのむと、もうお腹いっぱいになりそうなほどの量があるのが(うれしい意味で)困りものなのだ。
今日はラコちゃんこと、女優の茂手木桜子(もてき・さくらこ)さんと、事前に予約をして「錦山」にやってきた。
同行してくださったのは、酒友・いずさんご夫妻。
いずさんご夫妻と私とは、14年前に、太田和彦さんのオフ会で知り合った。
ラコちゃんと、いずさんご夫妻も、それぞれ別のお酒の場で知り合いになり、あとでご夫妻であることがわかったんだそうだ。
こうやって酒飲み同士が、それぞれ別々の場で出会いながらもつながっていくのが、まさに
こうして4人でやって来たら、気になる料理をあれこれ注文して楽しめるのがいい。
先にご紹介した定番の3品の他に、『夏は塩焼』と注記された「魚のあら塩焼」(380円)や「白えび唐揚」(420円)、「夏野菜四品盛」(420円。枝豆、水なす、らっきょ、新しょうが)を次々に注文する。
飲みものは、最初に大瓶ビール(キリンクラシックラガー、570円)を何本かもらって乾杯したあと、日本酒へと移行する。
日本酒は小360円、中500円、大720円の3種類。小・中・大は徳利の大きさだ。(燗酒にもできる「白河」は小210円、中350円、大420円なり。)
銘柄は日替りの短冊メニューが掲示される。今日は「一本義」(福井)、「北雪」(新潟)、「越の景虎」(新潟)、「蓬莱泉」(愛知)と、「桃川・たる酒」(青森)、「嬉長・大吟醸」(奈良)が並んでいる。
これを大(二合ぐらいの徳利)で、端から順にいただいた。さすが呑兵衛集団だ!
端までいったあとは、生レモンサワー(350円)や生グレープフルーツサワー(350円)などをいただいて、日本酒で甘くなった口中をスッキリと引き締めた。
たっぷりと3時間近く楽しんで、お勘定は4人で10,490円(ひとり当たり2,620円ほど)。
たっぷりと飲み食いしたのに、さすが「錦山」、安いよねえ。ごちそうさまでした。
やきとり「錦山」 / 大瓶ビールとお通し / 本日のおすすめ
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