〔コラム〕昼は鳥栖駅の「かしわうどん」
博多(福岡県)から、JR鹿児島本線の快速電車で荒尾(熊本県)に向かいつつ、途中の鳥栖駅で下車し、5・6番線ホームの立ち食いうどん屋「中央軒」の、かしわうどん(350円)と缶ビール(350ml缶、250円)で昼食とする。
これは、たまたまそうなったわけではなくて、宇ち中さんの緻密な計算によるものだ。
本来ならば我われは、博多駅から快速・荒尾行きの電車に乗って、ダイレクトに荒尾まで行くところを、宇ち中さんの指示により、その1本前(20分ほど前)の快速・大牟田行きに乗り込んだ。しかも乗車する場所まで指定である。
博多駅を出て30分ちょっと。電車は鳥栖駅にすべり込む。
「ここで乗り換えま~す」
プシュンと扉が開くと、その目の前が、まさに目指す立ち食いうどんの店、「中央軒」だった。
しかもそこに黒ちゃん(宇ち中さんの奥さま)と、その妹さんもいるし!
お二人は、我われ3人と入れ違うように、この電車に乗り込んで、大牟田経由で荒尾へと向かった。
そして我われは、ここで20分ほどの昼食タイム。かしわうどんと缶ビールだ。
店の公式サイトには、
『昭和31(1956)年に、九州で初めて“立ち食いうどん”の営業をはじめました。お客様に一番人気なのが「かしわうどん」です。煮干し、昆布、二種類の醤油、酒、味醂でつくった薄味のスープに、甘辛く炊いた鶏肉の強い風味が味の奥行きを増します。』
と書かれている。
この店のうどん・そばは、かしわうどん・そば(350円)を基本として、ごぼう天、丸天、えび天がそれぞれ+100円、月見(生卵)が+70円だ。つまり、どのうどんにも「かしわ」は入ってるってこと。
店頭には、『当店のうどん・そばには、すべて「かしわ肉」が入っております。不要の方は申しつけ下さい』なんて張り紙がある。
「かしわ肉がもっとほしい」という人は、+60円で「かしわ肉大盛り」も選べる。
朝ラー(+ビール)から、3時間もたたないうちに、かしわうどん(+ビール)とあって、超満腹になって、荒尾行きの電車に乗り込んだ。
さあ、あと40分ほどで目的地・荒尾に到着だ!
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