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天使のえびを天ぷらで … 魚料理「竹よし(たけよし)」(都立家政)

天使のえび天ぷら


 「天使のえび(パラダイス・プローン)」の天ぷら(1尾250円)である。

 南太平洋の楽園、“天国に一番近い島”として知られるニューカレドニアで、自然食のみで養殖されたブランド海老が「天使のえび」なんだって。

 活えびを10分間で急速凍結して輸出するという「天使のえび」は鮮度も抜群。

 プリッとした弾力感と、エビの身の甘みがすばらしい。

 ここ「竹よし」の看板には「天ぷら・魚料理 竹よし」と書かれており、のれんも紺地に白で「天ぷら」と大書されている。

 天ぷらは、この店の創業当時からの看板メニューなのだ。

 今でも毎日、天ぷら(魚介類250円、野菜類200円)が食べられるほか、火曜日と水曜日(=手伝いの女性がおらず、店主ひとりで営業している日)は「天ぷらの日」として、特に天ぷらを主役として営業しているそうだ。

 木曜日の今日は、外出先からそのまま帰ってきたので、都立家政に到着したのは午後6時。まだまだ明るい時間ながら、「竹よし」のカウンターには3人の先客がいて、私もその間に入らせてもらう。

 まずは瓶ビール(中瓶、500円)からスタート。アサヒ、キリン、サッポロが選べるところを、サッポロラガー(赤星)を選択した。

 日替りで手書きされるホワイトボードメニューからは、定番の「さしみ小盛り合せ」(650円)を注文すると、今日はマグロ、コチ、タイ、カツオの4点盛りが出される。

 ビールを飲み終えたところで、「菊正宗」(350円)の燗酒だ。夏でもやっぱり、魚には燗酒だね。

 刺身に続いては焼き魚。アジ、イワシ、サワラのどれにしようかと、ちょっと迷って、ネタケースの中でプリプリと活きがよく見えるイワシ(500円)に決めた。

 焼きあがって出てきたイワシは、予想どおり旨みがたっぷり。骨ぎわまできっちりといただいた。

 テーブル席にやって来た、ご常連さんらしきご夫妻が天ぷらを注文したのを機に、カウンターのお客さんたちも次々に天ぷらを注文する。

 私は、冒頭でご紹介した「天使のえび」(250円)と「あじ」(250円)の天ぷらを注文した。夏はアジがうまいよね。

 木曜日の手伝いはナオちゃん。店内はナオちゃんファンの常連さんたちで、ほぼ満席だ。

 最後に「たけのこ」(200円)の天ぷらを注文。

 すでに燗酒を3本もやっちゃったので、最後の1杯は芋焼酎のロック(400円)にする。

 あぁ~っ、うまいっ。たけのこもうまい、焼酎もうまい。

 なによりも、店主やナオちゃん、昔ながらの常連さんたちとの会話が楽しい。

 思わず知らず4時間以上も長居してしまい、今宵のお勘定は3,800円。どうもごちそうさま!

(以下の写真の中には、自分以外の常連さんたちが注文した料理の写真も含まれています。)

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午後6時はまだ明るい / サッポロラガー中瓶 / さしみ・天ぷらメニュー

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焼き魚・煮魚メニュー / 一品料理メニュー / ご飯ものメニュー

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さしみ小盛り合せ / 「菊正宗」(燗酒) / いわし焼き

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まぐろ鉄火巻き / 右奥が天使のえび(左手前は赤えび) / 天使のえび天ぷら

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あじ天ぷら / 芋焼酎ロック / たけのこ天ぷら

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白身魚のうなぎ蒲焼風 / きんめだい煮付け / 店を出たのは午後10時過ぎ

店情報前回

《平成28(2016)年7月21日(木)の記録》

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» 常連さんたちと二次会 … 魚料理「竹よし(たけよし)」(都立家政) [居酒屋礼賛]
 「すっぴん酒場」に入ると先客がひとりいた。  なんと、「竹よし」の常連客でもあるK内さんだ。  世間は狭い。地元の酒場はもっと狭い。行く先々で酒友たちと出会うのである。  呑兵衛たちが、『ここはいいな』と思う酒場は、なんとなく重なるのだ。 「わぁ。久しぶりですねえ!」  お互いにそう言いながら一緒に飲み始めた。  K内さんは、出張用の新しいカバンを買ったばかりなので、『今日は軽く飲もう(=カバン... [続きを読む]

受信: 2016.10.18 23:24

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