深酒ができない日曜日 … やきとん「秋元屋(あきもとや)」(野方)
今日は小西康隆さんの新著「日本の街角酒場で呑み語らう」の出版記念パーティーがあったり、吉田類さんの「吉田類と仲間達vol.9」が開かれたりと、飲む気満々の1日だったのだが……。
明日の仕事の関係で、今日はどうしても深酒はできないことになってしまった。
ちょっとだけ顔を出して、すぐに「じゃ!」と帰って来れれば問題ないんだけど、大勢の飲み仲間たちが集まっていることを考えると、そういうわけにもいかんよなあ……。
でも、なんにも飲まないのも悔しいので、近くの「秋元屋」に出かけることにした。
日曜4時の「秋元屋」というと、いつもは小西さんやその呑み仲間のみなさんが集合して飲んでいる。
今日はその小西さんの出版記念パーティーだから、「秋元屋」がガランとしてしまって困ってるんじゃないかなあ。
そんなことを思いながら「秋元屋」に到着してみると、そんな心配はまったく不要だった。
今日も「秋元屋」は大にぎわいである。
しかも、小西さんご本人こそいないものの、荒木マタエモンさんたち、呑み仲間のみなさんたちはずらりと集結してるし!
みなさん、出版記念パーティーへの出席を終えてから、野方へと流れてこられたとのこと。「今日は朝からずっと飲んでるよ」なんて方までいる!
私もカウンター席の一角に腰をおろし、ホッピー(400円)をもらって、まずひと口。
開店直後とあって、焼き台はものすごく渋滞しているようなので、まずは焼かないつまみからもらいましょう。
「ガツ酢(250円)と、なんこつスライス(250円)をお願いします」
予想どおり、焼かないでいいつまみは、すぐに出てきた。
この2品で、ナカ(270円)をおかわりし、2回めのナカをもらったところで、レバ(120円)とシロ(120円)を1本ずつ、それぞれ味噌焼きでもらう。
この時点で5時をまわり、焼き台の上も、開店直後に比べると余裕ができてきたのだ。
最初にレバが焼きあがり、焼き台の松ちゃん(店長)から、「ハイッ、レバです」と手渡される。
熱々のレバを、熱々のうちに食べ終えるころに、「シロです」とシロも焼きあがってきた。その差、わずか2~3分。なんとも絶妙なタイミングだなあ。
冷めても美味しいのが味噌焼きの売りなんだけど、それでもやっぱり熱いものは熱いうちに食べたほうがうまいのだ。
ソト1・ナカ3でホッピーを飲み終えて、続いては豆乳割り(400円)をもらう。
これはもう、つまみ兼用の飲みもの。
前回も今回も、たまたまとなりの席に座り合わせたご常連の「ひざげり」さんと、門前仲町あたりの酒場話で盛り上がる。
最後にカシラ(120円)とハラミ(120円)を1本ずつ、塩焼きでもらって〆とした。
気がつけば2時間半もの長っちり。お勘定は2,420円なり。どうもごちそうさんでした!
今日はこれで終了。ハシゴ酒をしないかわりに、野方の飲み屋街をくるりと一巡してから帰路についた。
やきとん「秋元屋」 / 手打そば「おおひら」 / やきとん「すっぴん酒場」
うなぎの「上州屋」 / やきとん「ヨシミ商店」 / 九州料理「野方ガレージ」
酒場「はとまめ」 / やきとん「第三秋元屋」 / やきとり「きさぶろう」
手打そば「藤二郎」 / 寿司食堂「魚銀」 / 大衆餃子酒場「ダンダダン酒場」
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コメント
門前仲町の昔の飲み屋話は中々、する機会が無いので楽しかったです。
このときご紹介した千松は、1品のボリュームが多いので、グループで行かれた方がより楽しめると思います。
またお会いできる日を楽しみにしています。
投稿: ひざげり | 2016.09.26 09:43