四日酔いの朝は鯛煮付 … 食事処「寿(ことぶき)」(呉)など
呉で迎える日曜日の朝は遅い。
なにしろ「森田食堂」も「くわだ食堂」も、日曜が定休日なので、早くから開いてる酒場がないのである。
午前10時にホテルをチェックアウトして、荷物を預け、午前10時半開店の「寿食堂」に向かう。うれしいことに、ここは日曜日もやってるんだな。
店に入って左手にある冷蔵陳列棚の最下段から、まずはビールを取り出す。今日はキリン秋味の大瓶(600円)にした。
陳列棚に並ぶ料理は、ゆで卵(50円)、冷奴(100円)、納豆(150円)、酢の物(200円)、キムチ(100円)、煮物(350円)、サバ味噌煮(350円)、サワラ塩焼き(500円)、タイ煮付け(500円)、明太子(300円)、イカ煮付け(250円)、イカぬた(300円)などの品々。
そんな中から、ポテトサラダ(200円)を取ってきた。ポテトサラダと共に、ゆで卵(半分)、プチトマト(半分)、千切りキャベツが盛り合わせられているのがいいね。
これが私の朝食のおかずだ。(主食はビール!)
「寿食堂」の朝の楽しみは、一品、また一品と料理が増えていくこと。
開店後も、厨房での調理は続いているので、できた料理がどんどん運ばれてくるのだ。
ちょうど今、玉子焼き(200円)ができあがってきたので、冷蔵陳列ケースに並ぶと同時にゲット。できたてなので、まだ温かいぞ!
玉子焼きがふんわりと甘いので、キムチ(100円)の小皿も取ってきて、一緒にいただく。
そこへ入ってきたのは近所の魚屋さん。手にした「おかもち」の中から刺身盛合せ(600円)を取り出して、冷蔵陳列ケースに並べてる。
なるほど。魚屋さんで、刺身盛合せの状態にまでして、運んできてくれるんですね。
揚げ餃子などの揚げ物盛合せ(350円)もできあがったようだ。
こうして、昼に向けて徐々に料理が増えていき、昼を過ぎると夜に向かって、徐々に在庫が減っていくのである。
今日はビールの進みが遅い。
なにしろ昨日は朝から「くわだ食堂」と「関白」で飲んだあと、ちょっと休憩して、早めの夕方からは「魚菜や」へ。
「魚菜や」の女将さんが10月末で引退されるという話に驚いた後、「オオムラ亜」で、木戸編集長やO本先生と合流して、亜矢さんも一緒に4人で、久しぶりとなる料理屋「灘(なだ)」へ。O本先生は「灘」に行くのは初めてなんだだそうな。
その「灘」で、鯛と平目のお造りや土瓶蒸し、大あさり酒むし、名物・海老サンド揚げ、めばる煮つけなどをつまみに、広島の地酒をグイグイといただきつつ、広島カープのリーグ優勝のときを迎え、さらに「ムートン」へと流れて祝勝会となったのだった。
なので今日は朝からすっかり二日酔い……。
いや、木曜日に呉に入って以来、木、金、土と3夜続けて思いっきり飲んだので、四日酔いぐらいの調子の悪さなのである。
今日はもうほとんど飲めないからチビチビと、と思ってたんだけど、大瓶の半分ぐらいビールを飲むうちに、なんだか調子が良くなってきた。これぞ迎え酒の威力である。
そんなわけで、改めて冷蔵陳列ケースから大好物の鯛(たい)の煮付け(500円)を取ってくると、すぐに電子レンジで温め直してくれた。
瀬戸内に来たら、やっぱり鯛だよね。
いちばん好きなのは鯛のカブト煮なんだけど、身だけでもやっぱり鯛はうまいっ! しかも、カブト煮よりも身がとりやすいのがいい。
鯛に添えられている半月状の豆腐もいいね。
ゆっくりと2時間弱の酒場浴、もとい、食堂浴。今日のお勘定は1,600円でした。
女将さんをはじめ、みなさんお元気なのにも安心した。どうもごちそうさま。
四日酔いもすっかり紛れたところで、もう1軒、行っとこうかなあ?!
海老サンド揚げ / めばる煮つけ / やったぁ、カープ優勝!
一夜明けて、「寿食堂」でポテトサラダとビール / できたての玉子焼き / キムチ
・「オオムラ亜」の店情報(前回) / 料理屋「灘」の店情報(前回) / 「寿食堂」の店情報(前回)
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