嫁に喰わすな秋の茄子 … やきとん「すっぴん酒場」(野方)
「すっぴん酒場」のメニューに、「なす」(250円)が並んでいる。
注文すると、丸ごと1個のナスのヘタを取って、縦方向に二つに切り分ける。
それを今度は横方向に1センチ幅ぐらいに、元のナスの形を保ったままスライスしたあと、その形のまま、ナス半分につきそれぞれ2本の串で固定される。
この状態で焼き台にのせられ、炭火でじっくりと焼き上げられるのだ。
生のナスの表面に、じわりじわりと焦げめがついていく様子を眺めながら、待つ、待つ、待つ、……。
焼き上がりが近くなると、店主が生姜をおろし始める。
焼き台の上のナスが皿に移され、おろし生姜、刻みネギ、そしてカツオ節がトッピングされる。醤油をかけたらできあがりだ。
こんがりと、ナスの形を保ったまま出されるものを、串の箸でひと切れずつつまみながらいただく。
ん~~っ。うまいっ!
さすが秋ナスである。
この「なす」、いつでもあるわけではなくて、ナスが美味しい時季にだけ登場する季節の一品なのだ。
夏場は「とうもろこし」なども登場する。
今夜も黒ホッピー(450円)とお通し(100円)のキュウリと大根の漬物でスタートして、もつ焼きはレバ(100円)、シロ(100円)、チレ(100円)を1本ずつ焼いてもらう。
この店は味付けを指定しないのが基本。店主がおすすめの味で焼いてくれる。
好みの味がある場合は、あえて塩・タレを指定すればいい。
ナカ(おかわり焼酎、250円)をもらって、焼きものはピーマン肉詰め(200円)に、カシラ(100円)とハラミナンコツ(100円)。
そしてこの後、ナカをもらって、ナス(250円)を注文したのだった。
さらに4杯めとなるナカ(ソト1・ナカ4)をもらって、最後にもう1回、シロ(100円)をもらって〆!
ゆっくりと2時間ほど立ち飲んで、今夜のお勘定は2,350円なり。
どうもごちそうさま。
ピーマン肉詰め / カシラ、ハラミナンコツ / 最後にもう1回、シロ
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