歩いて歩いてタコ焼き … 「秋田屋(あきたや)」(浜松町)
社内の健康イベントで、万歩計が回ってきた。
万歩計を「たすき」に見立てた駅伝方式で、「職場単位で合計歩数を競おう!」というイベントなのだ。
職場のひとりひとりが、それぞれ1日分を担当する。
私よりも前のメンバーはみんな、少なくとも1万歩以上は歩いてるので、私も1万歩は歩かなきゃなあ。
ちなみにスマホで自動的に計測されている毎日の歩数は6~7千歩ぐらい。
何か工夫をしないと、1万歩以上にはならないなあ。
改めて過去のデータを見てみると、飲みに行った日は歩数が多い。駅から酒場へ、酒場から酒場へと、フラフラ、フラフラとさまよい歩くからだろうな。
よしっ。これだ。今日は飲みに行くことにしよう。
電車に乗らず、となり駅までトコトコ歩いて飲みにいけば、さらに歩数も上がるはず。
うちの会社は、慶応大学近くの、第一京浜〈国道15号線)沿いにある。
その第一京浜を北上すれば、2キロほどで、となり駅の浜松町だ。しかもそこには昭和4(1929)年創業の老舗酒場、「秋田屋」がある。これで決まりだ!
ちょうど今日は、定時退場推奨の水曜日。終業時刻を迎えてすぐに会社を出発した。
歩くこと15分。目的地「秋田屋」までのちょうど中間地点(会社から1キロほどの場所)にあるのが、「鹿島屋」と「内田屋 西山福之助商店」である。この2軒にも立ち寄りたいところだけと、今日はガマンガマン。さらに北上を続ける。
さらに歩くこと15分。目指す「秋田屋」に到着した。
午後6時過ぎの「秋田屋」は予想どおり満席で、入口の前には空席待ちのお客も並んでる。
でも大丈夫。店の表に設置されている、ステンレス製の立ち飲みカウンターが空いている。立ち飲みでもいい人は、待つことなくここで飲めるのである。
そのカウンターの前にスッと立つと、すぐに「まずお飲み物をうかがいます」と声がかかる。
「瓶ビールをお願いします」
すぐにコップが出され、追いかけるようにキリンラガービールの大瓶(580円)が出される。(表示価格はすべて税抜き)
「『たたき』(220円)と『たこやき』(450円)をください」
ここに来ると、たいていこの2品を注文する。
先に出てきたのは『たこやき』だ。
これはタコの足を串に刺して焼いたもの。サッと醤油をかけて、練り辛子を添えて出してくれる。
このひと串で450円と、ちょっと値は張るが、これがうまいんだ。
『たたき』も出てきた。これは、軟骨入りのツクネのこと。店内では「だんご」という符牒で通っている。「おひとり様ひと串限り」の限定品だ。
他には『くさや』(小600円)が気になっていて、毎回、「次こそ『くさや』を食べよう」と思いながら帰るんだけれど、次に来るとまた『たたき』と『たこやき』になてしまうんだよなあ。
今回も『たたき』と『たこやき』で大瓶ビールを飲み干して、30分ほどの立ち飲みタイム。お勘定は1,350円(1,250円+税)なり。どうもごちそうさま。
この時点で、万歩計の表示は6,255歩。会社を出るときは4,000歩に届いてなかったので、けっこう増えた気がするなあ。
よしっ。ビールを飲んで調子も出てきたところで、もうちょっと歩いてみますか!
立ち飲みカウンターで瓶ビール / たたき / サクッと30分ほどの立ち飲みタイム
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