『ラそば』でもりそば … 「よもだそば銀座店」(銀座)
「ロックフィッシュ」をあとに、やってきたのは銀座4丁目にある「よもだそば銀座店」である。
「よもだそば」が日本橋にオープンしたのは平成19(2007)年のこと。それ以来、飲み仲間たちの間でもよく話題に上っていたので、とっても気になっていたのだ。
でも、やって来たのは今日が初めて。しかも日本橋の本店ではなくて、平成24(2012)年に開店した2号店、「よもだそば銀座店」である。
なにしろ日本橋の本店は、土日祝は昼間(10:30-15:00)だけの営業。今の時間(16:00頃)にはもう閉まっているのだ。
その「よもだそば」。入口の看板には『自家製麺とインドカレーの店』とある。
どんな組み合わせじゃ???
と思うんだけど、これがどっちも大人気の名物品なのだというから驚くよね。
店は、うなぎの寝床のように奥に向かって細長く伸びている。
入口近くにある自動販売機で食券を買ってから奥へと進む仕組み。
飲みもの(お酒)は、日本酒(八海山1杯390円)とビール(アサヒスーパードライ350ml缶、360円)の2種類のみ。
つまみはハムカツ(160円)、ゲソ天(140円)、コロッケ(120円)、チーズ(120円)などが選べる。
ビールとハムカツの食券を買って、奥へと進む。
「よもだそば」の“よもだ”というのは、愛媛の方言なんだけれど、標準語にするのがむずかしい。
「いい加減な」とか、「なんか抜けてる」とか、「ぼんやりしてる」みたいな感じなんだけど、あまり悪い意味でもない。
「芯はしっかりしてるんだけど、昼行燈(ひるあんどん)ように見せてる」ってなところか。
この店には『よもだそばのこだわり』なる七箇条がある。
- 蕎麦は自家製生そば使用
- つゆは天然出汁にこだわった化学調味料不使用の自然な味。ダシ、返しともに無添加です。
- 天ぷらは自家揚げ店仕込み
- 薬味の長ネギや天ぷらに使う野菜は100%国産野菜を使用
- カレーも自家製。味は本格和風インドカレー。隠し味のそばつゆが効いています。
- 青森県にある東北牧場直送の天然山菜や完全有機栽培野菜を使用した個性的なメニュー(期間限定)
- 製麺に使う水、出汁を取る仕込み水、客席の飲料水のすべてに浄水を使用しております。
このこだわりで、「かけそば」「もりそば」が250円という低価格。カレーライスも490円だからなあ。やっぱり『よもだ』だ!(笑)
ハムカツでビールを飲み終えた後は、その「もりそば」(250円)と「ラそば変更」(50円)券を買ってきた。
“ラそば”というのは、日本蕎麦のツユに麺がラーメンという、これまた「よもだそば」ならではの食べ方。今は銀座店だけでやっている。
各種のそばの食券に、「ラそば変更」を合わせてカウンターに出すと、どのそばも、麺をラーメンに変えてもらうことができるのだ。
その“ラそば”のもりそばを、ツルツルっと食べ終えて40分ほどの滞在。購入総額は820円でした。どうもごちそうさま。
やぁ、長年の課題だった「よもだそば」に来ることができて良かった良かった。
「よもだそば銀座店」 / ハムカツでビール / 店の奥から入口側をパチリ
・店情報
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