〔コラム〕2016年の横浜・横須賀酒場
横浜での単身赴任生活は、平成13(2001)年から8年半と、平成25(2013)年からの1年半の、合わせて10年におよびました。
その間、最もよく行った酒場が野毛の「武蔵屋」、第2位が都橋商店街の「ホッピー仙人」、そして第3位が杉田の「はまや食堂」でした。
ところが!
なんということでしょう。私が1年半、ブラジルに単身赴任している間(2015年)に、第1位の「武蔵屋」と、第3位の「はまや食堂」が、いずれも店主高齢のために、相次いで閉店してしまったのでした。
この2軒の閉店には、地球の裏側で大きな衝撃を受けたものでした。
今もなお、なるべく多く通いたい横浜や横須賀の酒場ですが、今年は前半こそ何度か行くことができたものの、後半はほとんど行けませんでした。残念!
そんな中から、今年の横浜・横須賀酒場の記事をピックアップいたしました。
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「ブラジルから戻ってらしたんですって?」「そうなんです。なかなか来れなくてすみません」。ママさんとそんな会話を交わしながら名物の穴子天を注文する。行きつけの酒場は芯から落ち着くなあ。
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サーバーのホッピーは、金属製の樽に入れられたホッピーを、生ビール用のサーバーで注いでくれるもの。瓶だと二人で分け合わないといけないが、サーバーの場合は一人でもハーフ&ハーフOKだ。
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「野毛ハイボール」の名物のひとつがモヒートだ。店主におまかせで作ってもらうこともできるが、フレッシュなミントを自分の好きなように押しつぶしながらいただくこともできて、楽しそうだ。
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創業店主の故・島村秀二さんが、平成20(2008)年2月14日に70歳で亡くなられて、はや8年。今や「パパジョン」も、すっかりケンちゃん(二代目の研一さん)のお店として、安定感が出てきたようだ。
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この店で一番好きな料理は「ホルモン炒め」だ。ビールで洗って下ごしらえした豚の生腸をぶつ切りにして炒め、店特製のニンニク味噌だれで味つけする。生ホルモンならではの食感がたまらない。
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横浜・野毛の「ホッピー仙人」には、「堀越さん」という、人気オリジナルカクテルがある。そんな堀越さんご本人に、横須賀「中央酒場」(略称「チューサカ」)で、はじめてお会いした。
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横須賀「鳥好」の大将は、呉の焼き鳥屋が、もっとも華やかな時代に独立して、この店を立ち上げているので、『古き良き時代の呉の焼き鳥屋』が、そのままここに、時代を超えて定着されている。
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横浜での仕事を終えて、帰宅の前に軽く立ち飲みである。国民酒場「じぃえんとるまん」は、上大岡の本店の他、新杉田店、天王町店、二俣川店、三ツ境店と、もはや横浜名物の立ち飲み店といった感。
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「ヤカンのセットに、シッポとラッパ」。ここに来ると、このところ毎回、まったく同じ注文をしている。ヤカンというのは焼酎のこと。銀色のヤカンから注がれるのでヤカンと呼ばれているのだ。
横浜・横須賀方面。来年は、もっと多く通いたいと思っています。
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