今夜は魚が食べたくて … やきとり「錦山(きんざん)」(中井)
しばらく「もつ焼き」が続いたので、今日は刺身が食べたい気分。
そうすると、「竹よし」か、それとも「錦山」か。
「錦山」は満員で入れないことが多いから、まずは中井駅で降りて「錦山」をのぞいてみて、もし入れなかったら「竹よし」に向かうことにしよう。
そんなわけで、「錦山」に到着したのは午後7時半。
「どうかなぁ~?」と思いながらのぞき込んだ店内は、テーブル席はびっしりと埋まっているものの、カウンター席はすべて空いている。これは珍しい!
でも、予約が入ってるってこともあるので、念のため、「ひとりです」と聞いてみると、「カウンターのお好きなところへどうぞ」とのこと。良かった良かった。
そのカウンター席に座り、まずは燗酒を注文すると、
「お酒は大、中、小、どれにしましょう? 大は1合半、中は1合、小は0.7合ぐらいの量です」
と大将。前回までは「大」と「小」しかなかったのに、「中」が増えたんですね。改めてメニューを見ると、全体的に値段もちょっと上がってる。
「じゃ、中でお願いします」
飲んでる間に燗酒が冷めないように、中間サイズを選択した。
ちなみに「大」は450円、「中」は380円、「小」は230円。いま改めて、1合当たりの換算値段を出してみると「大」は300円/合、「中」は380円/合、「小」は400円/合となる。たくさん飲む人は、大きいほうがお得ってことですね。
燗酒と一緒に出されたお通し(200円)は、ほうれん草の煮びたしだ。
そして刺身は「お刺身ちょっと盛り」(720円)を注文した。
この店の刺身は定番の「まぐろぶつ」(380円)のほか、日替わりの「おさしみ三品」(今日はマグロ、タコ、エビで520円)、そしてさっき注文した「お刺身ちょっと盛り」の3種類がある。
今日のちょっと盛りはマグロ、ネギトロ、ブリ、タイ、イワシ、タコ、エビの7点盛り。内容的には決して「ちょっと」ではないのである。
「貝ざんまい」(920円)という、貝刺身の盛り合わせもあって、今日は赤貝、とり貝、姫サザエ、ツブ貝、カキの5点盛り。
あんきも、白子、カキの「冬の珍味三品」(480円)や、山うど、たらのめ、ふきのとう、姫竹の「春の山菜天ぷら」(480円)もいいね。
目の前の「お刺身ちょっと盛り」を美味しくいただきながらも、目はカウンター上部にずらりと張り出されたメニューに吸いつけられて、次に注文すべき料理を探してる。
あれやこれやと迷いに迷って、最後は「魚あら煮」(380円)と「ハムサラダ」(380円)という、方向性が異なる2品に絞られてきた。
う~む。どうするかなあ。
魚あら煮は食べたことがあるから、初めてとなるハムサラダにしてみよう。
普通のサラダ風のものが出されるのか、それとも渋谷「富士屋本店」のハムキャ別のようなものが出されるのか。期待しながら待っていると、野菜もたっぷりの普通のサラダ風のハムサラダが登場した。
こうなると飲み物もさっぱり系がいいな。レモンサワー(280円)にしよう。
気がつくと、すでのカウンター席も満席で、新たに入ってくるお客さんは、ひとり客でも「ごめんなさい。満席です」と断られている。さすが大人気店だ。
ゆっくりと1時間半ほどの酒場浴。今日のお勘定は1,980円でした。どうもごちそうさま。
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