今夜の〆はガラスープ … やきとん「すっぴん酒場」(野方)
仕事関係の飲み会を終えて、「すっぴん酒場」に到着したのは午後10時。
ある程度飲んだあとではあるが、この店に来たら、この店の流れがある。いつものように黒ホッピー(450円)をもらって、レバ、シロ、チレ(各100円)を注文するところから始まる。
そして今日もカウンター席には、いつもの常連さんたちがいる。
2015年末にブラジルから帰ってきて以来、ここ「すっぴん酒場」に来ることが多い。
前にも書いたとおり、ここのもつ焼きは、わりと「よく焼き」気味。
実はブラジルに行く前は、生のもつ(=もつの刺身)や、もつ焼きだと「若焼き」のほうが好きだった。というか、「よく焼き」のものは、ほとんど食べたことがなかった。
ところが!
ブラジル人は「よく焼き」が大好き。というよりも、「よく焼き」しか食べない。
しかも脂身はあまりなくて、ほぼ赤身だ。
もちろん、高級なステーキハウスでは、レアなどの焼き方もしてくれるのだが、普通の食堂やシュラスコ屋(シュハスカリア)では、「よく焼き」の肉しか出ない。
たとえばシュラスコ。客席を回りながら、表面のよく焼けた部分だけをお客さんたちに切り分けていく。
表面のよく焼けた部分がなくなると、また焼き台のところに戻って、表面を焼き直してから、また客先を回るのだ。
焼けていない部分を出すことは、まずない。
屋台の串焼き(シュハスキーニョ)もそう。肉の内部までしっかりと火が通っている。
最初のうちこそ「硬いなあ」と思いながら食べてたんだけれど、慣れるにつれて、このほうが肉の旨みがよくわかる感じがしてきたのでした。
「すっぴん酒場」のもつ焼きもそう。やや「よく焼き」なのが、ブラジルの串焼き(シュハスキーニョ)に近い食感を与えてくれるのだ。
ナカ(おかわり焼酎、250円)をもらって、アブラニンニクとハラミナンコツ(各100円)、さらにはハツとサガリ(各100円)を追加注文する。
ブラジルの串焼きは2本も食べれば、もう満腹になったもんだけれど、日本のもつ焼きでならば、10本ぐらいなら食べることができるのがありがたい。それだけ、いろんな種類を楽しむことができるもんね。
4杯めとなるナカをもらって、つまみにはガラスープ(300円)をもらう。
ガラスープは、スープのうま味ももちろんなのだが、少量の麺が入っているので、〆の一品も兼ねたつまみとなるのである。熱々のスープでお腹があったまるのもいいよね。
閉店時刻の午前0時まで、ちょうど2時間の立ち飲みタイム。今宵は初めて、「すっぴん酒場」の最後の客になっちゃったぜい。
キャッシュ・オン・デリバリーでの支払総額は2,300円。どうもごちそうさま。
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