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なんといっても鳥豆腐 … 大衆割烹「三州屋(さんしゅうや)」(神田)

鳥豆腐


 「三州屋」といえば、なんといっても「鳥豆腐(とりどうふ)」(450円)。

 ざっくりと言うと、鶏の水炊き1人前を、丼鉢によそって出してくれたようなもの。

 これをミニ小鉢で出してくれるポン酢醤油(+もみじおろし)につけていただく。

 食べ方もまさに水炊きそのものである。

 しかしその具材は、鶏もも肉と豆腐、そして春菊の3点のみと、とてもシンプル。

 逆に、シンプルだからこそうまいんだろうなあ。

 特にスープ! とてもいいダシが出ていて、これだけでつまみになるほどだ。

 ひとりのときは、いちいちポン酢醤油につけて食べるのがめんどくさいので、ミニ小鉢のポン酢醤油を、すべて丼のほうに投入して、一気に全体に味を付けてしまい、空いたミニ小鉢を取り皿代わりに「鳥豆腐」をいただくことが多い。

 でも今日は6人で3つの「鳥豆腐」をシェアしてるので、勝手にポン酢醤油を投入するわけにはいかない。基本どおり、ポン酢醤油につけながらいただいた。

 都内には何軒もの「三州屋」があるが、今日やってきたのは神田駅北口のすぐ近くにある「三州屋 神田駅前店」。

 午後6時15分に店に到着すると、店内はすでにほぼ満席。

 予約が取れない店なんだけれど、職場が神田という幹事のEさんが、早めに突入して6人分の席を確保し、待っていてくれた。まるでお花見の場所取りなみである(笑)!

 大びんビール(サッポロ黒ラベル、610円)で乾杯し、たこぶつ(580円)、板わさ(220円)、かきどーふ(620円)、玉子焼き(390円)などのつまみも注文した。

 まぁしかし、とにかくまわりが、にぎやかで、にぎやかで、6人でも声が届きにくいのが難点だ。

 店内は、何人ものおばちゃんが切り盛りしているんだけど、お客の数もまたものすごく多いので、注文を通すことすらむずかしい。

 なにしろカウンター23席、テーブル32席、座敷32席の合計87席が、ほぼ埋まってるからなあ。あいかわらずの大人気店だ。

 6人もいるからということで、ビールの後は、キンミヤ(甲類)のボトル(2,000円)と、それを割るための緑茶(750円)と氷(200円)をもらって、緑茶割りにした。

 がしかし! 3時間ほど飲んだり食べたりしたのに、キンミヤはこのボトル1本で足りた。しかも、そのほとんどは私がいただいた(爆)。

 いつも呑兵衛たちとばかり飲んでるから、6人もいれば、キンミヤのボトルが3本ぐらい空いてしまうんじゃないかと思ってたんだけれど、普通の人は、そんなにガブガブ飲まないんですね。びっくりした。

 そしてお勘定は6人で12,620円。なんとひとり当たり2,100円だ。

 あまり飲まないと、こんなにも安いんだなぁ! このお勘定にも、改めて驚いた。

 「ごちそうさん」と店を出て、神田駅で解散。早くも次の機会を楽しみにしています!>旧FCHIKENのみなさん

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「三州屋」神田駅前店 / お通しとビール / 水谷哲也さんと新著

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かきどーふ / 金宮焼酎の緑茶割り / 鳥豆腐

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本日の旧FCHIKENメンバー / メニュー(左半分) / メニュー(右半分)

店情報前回

《平成29(2017)年2月10日(金)の記録》

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