白子追加で鱈の親子鍋 … 「丸千葉(まるちば)」(南千住)
冬場に「丸千葉」に来ると、必ず鍋ものを食べる。
それがこの店の常連・Oさんの定番なんだそうな。
今日は「たらちり」(1,000円)をもらって、ひとしきり食べたあと、さらに白子を追加して、とろりととろける熱々の白子を堪能した。
これはまさに「
鍋ものに、いろんな具材を追加することができるのも、「丸千葉」のいいところなのだ。
今夜はOさん、宇ち中さんと3人で、平日午後7時の「丸千葉」にやってきた。
どの時間帯でも、いつも満席なのがすごいよね。
「丸千葉」は、最寄りの南千住駅からも歩いて15分ほどかかる上に、近くに同じような酒場(≒居心地のいい大衆酒場)がないので、ここまで来て入れないと、ダメージが大きいのだ。
店内は、左が凹の形のカウンター18席。右は6~8人がけの長テーブルが2卓。長テーブルの付け根の壁際には、端から端までのベンチシートが作りつけられているので、このシートも利用すると、かなり大人数が入ることができる。(今日なんて、入口に近い側の長テーブルは、近所の常連さんらしき男女11人が座っている!)
我われ3人は、店の奥側の長テーブルに通された。今回もOさんが予約してくれていたのだ。
まずは各メーカーのものが選べる大びんビール(600円)を、サッポロラガーでもらって乾杯し、つまみには「ほうれん草ごまあへ」(350円)、「にしんさしみ」(600円)、「なすみそいため」(650円)の3品を注文する。
壁にずらりと並んだ品書きは、すべてを見るのは大変なぐらいの数があり、しかもその値段は、鍋ものや刺身の盛り合わせ以外は、ほぼ3ケタ(千円未満)。ほとんどの品は700円以下なんだから恐れ入る。
どれを選んでもハズレがないのがいいよねえ。すべてうまい。
この品書き、定番のものも多いが、季節によって、日によって、どんどん変わるそうなので、たとえものすごい常連さんであっても、全品制覇することはむずかしいんだって。
飲みものを、前回ボトルキープしたキンミヤ焼酎(2,100円)に切り換えて、お茶やトマトジュースをもらって割る。
つまみとして、Oさんおすすめの「オムレツ」(650円)、「かつ煮」(カツ丼の頭、700円)、「ナットきつねやき」(300円)を追加注文すると、
「ナットきつねやきは、1人前2個なんです。3個にしましょうか?」
と聞いてくれる。「超」が付くほど忙しいなかで、この気配りができるのが「丸千葉」なんだよなあ。
そして最後に、「カキフライ」(600円)と「たらちり」(1,000円)と、鍋への追加具材として、白子をもらったのだった。
ゆったりと3時間弱の酒場浴。お勘定は3人で9,000円(ひとり3,000円)なり。どうもごちそうさま。
「丸千葉」 / サッポロラガービールで乾杯 / ほうれん草ごまあへ
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