近くて遠い?都立家政 … 魚料理「竹よし(たけよし)」(都立家政)
わが家から歩いて15分ほどのところにある魚料理と天ぷらの店、「竹よし」。
『いつでも行けるから』なんて気楽に考えているうちに、けっきょく1月は1度も行くことができず、もう2月に入ってしまった。
遅ればせながらの新年のごあいさつに伺うと、ちょうど「澤乃井 立春 朝搾り」(1合、750円)が置かれていた。
そうか。もう立春も過ぎたんだ!
さっそくちくちゃんに、その「澤乃井 立春 朝搾り」をついでもらい、つまみには「しめさば」(550円)を注文する。
どうしてこんなにも
原因は通勤定期券の存在にあるように思われる。
14年間の単身赴任中は、通勤定期券は持っていなかったので、うちの近所の酒場に出かけるときは、基本的には徒歩。都立家政、
しかも、都立家政のほうが、野方よりも近い。だから軽く飲みたいときは、都立家政に出かけることが多かったのだ。
ところが西武新宿線の通勤定期券を手に入れてからは、沿線の各駅であれば、どこででも途中下車することができる。
それでつい、歩いてでも行けるところはさておいて、
その上、たとえば野方で飲んだ場合にでも、帰り道は歩かずに、つい電車に乗ってしまう。そんなこともあって、ますます都立家政が遠くなっていたのでした。
「澤乃井 立春 朝搾り」に続いては、同じ「澤乃井」の「本醸 生」(300ml瓶、600円)をもらうと、店主が最近始めたという「いか明太子」(400円)を、お試し用として少しだけ出してくれた。
このところの、国産スルメイカの記録的不漁で、この店の名物「しおから」(350円)も作れたり、作れなかったりするんだそうな。そこで「しおから」が作れないときにでも、イカが出せるようにと「いか明太子」をメニューに加えたんだって。
イカの不漁の影響は、いろんなところに出ているようで、八戸直送の鮮度抜群のイカ料理の数々を、びっくりするような安値で楽しませてくれる荻窪の「やきや」も、イカ料理だけやむなく170円から200円に値上げしたそうだ。
イカの仕入れ値が、例年の3~4倍と言われているなか、「竹よし」にしても、「やきや」にしても、これまでと大きくは変わらない料金でイカ料理を提供してくれているのがうれしいですね。
1時間半ほどの酒場浴。今夜のお勘定は1,900円でした。どうもごちそうさま。
| 固定リンク
コメント