やっぱりカキのおでん … おでん「丸忠(まるちゅう)」(京成立石)
この季節、「丸忠」に来たら、やっぱり「カキのおでん」(500円)だね。
注文を受けてから、おでんのツユに生の
牡蠣にはツユの旨みが加わって、ツユには牡蠣の風味が溶け出して。牡蠣もツユも、その両方がいいつまみになるんだなあ。
月曜日の今日は、宇ち中さんと「宇ち多゛」で飲んだあと、ここ「丸忠」にやってきた。
というか、「宇ち多゛」を出たあとは、必ず目の前にある「丸忠」をのぞいてみるようにしているんだけれど、いつも満席で入ることができない。とにかく大人気店なのだ。
ここ「丸忠」は、もともと「二毛作」だった店である。その「二毛作」が、平成27(2015)年3月に、京成線の線路沿いの今の場所に移転して、新店舗としてリニューアルオープンしたのに伴って、旧店舗のほうも閉めることなく、引き続き「おでん丸忠」として再スタートをきったのである。
しかも「丸忠」の切り盛りを任されているのは、旧「二毛作」時代にも、「二毛作」店主・日高寿博さんと、ずっと二人三脚で店を切り盛りされてきた西村浩志さんだ。
現在の「二毛作」は日高さんを中心として新しいスタッフが、「丸忠」は西村さんを中心として新しいスタッフが、それぞれの店を手伝っているのである。
ま、ざっくりと言えば、1軒だった「二毛作」が、「二毛作」と「丸忠」の2軒に増えたような感じかな。
でも「二毛作」と「丸忠」では、実はおでんのネタや味付けも変えているそうなので、ぜひ両店のおでんをじっくりと味わってみてください。
さて、そんなわけでとっても久しぶりの「丸忠」。どれくらい久しぶりかというと、前に来たのは、ブラジルに単身赴任していた頃。一昨年の10月に一時帰国したときだったので、1年4ヶ月ぶり。日本に帰国してからは、立石に来るといつも満席で、一度も入ることができなかったのだ。
だから、「丸忠」が「居酒屋礼賛」ブログに登場するのも、これが初めてだ。
それに引きかえ、「丸忠」にも、「二毛作」にも、何度も何度も来たことがある宇ち中さんは、席に座るなり「熟撰ください」と流れるように注文。「じゃ、私も熟撰で」と追いかけた。
ここの生ビールは「プレミアム熟撰」(600円)と「琥珀の
すぐに出されたお通し(200円?)はシャコ。内部にたっぷりと卵が詰まっている。
そして冒頭でご紹介した「カキのおでん」だ。
牡蠣で生ビールをいただいたあとは、「発酵ソーセージ」(400円)をもらって、飲みものは「蔵王スター(山形)かち割りワイン」(450円)の赤に切り換えた。
ゆっくりと2時間ほどの酒場浴。今夜のお勘定は二人で3,600円(ひとり当たり1,800円)でした。どうもごちそうさま。
西村さんと、「丸忠蒲鉾店」の女将さん(日高さんのお母様)に見送られながら店をあとにした。
お通しとプレミアム熟撰 / シャコには卵が! / カキのおでん
発酵ソーセージ / 蔵王スター(山形)かち割ワイン(赤) / 厚揚
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