牛タンの赤ワイン焼き … やきとり「鳥勝(とりかつ)」(立会川)
初めて注文した「タンワイン焼」(350円)は、ひと口大にスライスした牛タンを、赤ワインにつけて焼き、塩コショウで味付けして仕上げた一品。生レタスの上にのせて出してくれる。
これもいいねえ。なにを食べてもハズレがないのが、この店のすばらしいところだ。
しかも値段も安いから、店内はいつも満席の大人気店だ。
今日も今日とて、6時45分ごろに店に到着すると、店内はびっしりと満席。
「ここにひとり入れるよ」
と遠くから声をかけてくれたのは、先日、入口横(テレビ下)のミニテーブルで相席させていただいた、常連女子のIさん。
この店は、入口側にカウンター席があって、その奥にテーブル席が並ぶという造り。
そのテーブル席の、いちばん手前側の6人卓が、常連さんたちの定番のテーブル席になっているようで、それぞれひとり客でやって来ては、この6人卓を囲んで談笑しているのだ。
そんな常連テーブルに入れていただくのは、とってもおそれ多いことではあるが、せっかく声をかけていただいたので、Iさんのとなりにおじゃますると、対面の席には酒場通のチャリンコスター星さんが座ってた。
「どうもどうも」とごあいさつしつつ、まずはホッピー(360円)をもらって、常連テーブルのみなさんと乾杯である。
つまみは「レバーステーキ」(280円)と、冒頭でご紹介した「タンワイン焼」を紙に書いて女将さんに手渡した。
実はレバーステーキも、今日、初めて注文する料理だ。でもだいたい予想はついている。
わりと早めに出てきたレバーステーキは、その予想のとおり、ひと口大にカットしたレバーと玉ネギを、塩コショウで味付けして炒めたものだった。
「ハラミステーキ」(450円)、「タンステーキ」(350円)など、『ステーキ』という名前が付いているものは、「玉ネギと一緒に塩コショウで炒める」という料理のようだ。
とてもシンプルな料理なのに、とてもうまい。ネタ(素材)がいいんだろうなあ。
2杯めとなるナカ(焼酎おかわり、200円)は自分でもらったんだけど、それ以降は、常連テーブルのみなさんが氷は入れてくれるは、焼酎は入れてくれるはで、何杯飲んだのかも、すでにあやふやな状態。
「はい、これ今日のお勘定ね」
女将さんがみんなに、小さな紙に書いたお勘定書きを持って来てくれたのをきっかけに時計を見ると、もう9時。この店の閉店時刻である。
いやあ、常連テーブルのみなさんが楽しくて、思わず時間を忘れて飲んでしまいました。どうもありがとうございました。
今宵のお勘定は1,190円。どうもごちそうさま。
次回は「牛肉みそ炒」(450円)か「ハラミみそ炒」(450円)、あるいは「生姜焼き」(320円)あたりにチャレンジしてみたいなあ。「DX納豆」(270円)というのも、なにが「DX」なのか、気になる気になる。
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