食べて食べて満腹じゃ … やきとり「鳥勝(とりかつ)」(立会川)
このところ、ほぼ毎週、ひとりでやって来ている立会川の「鳥勝」。今日は、宇ち中さんと二人でやってきた。
水曜日、午後6時過ぎの店内は、ほぼ満席。カウンターの一番手前の1席だけがポツンと空いていた。
「イスをもうひとつ持ってきて、そこで飲めばいいよ」
入口近くで飲んでいた、大常連のFさんがそう声を掛けてくれて、しかも店の奥まで空いてるイスまで探しに行ってくれて、なんとかカウンターの一番手前側の角を囲むように、二人で座ることができた。
いやぁ、良かった良かった。どうもありがとうございます。>Fさん
ホッピー(360円)を2つもらって乾杯し、それを飲みながら注文する料理を、注文用の小さな紙に書き出していく。料理の注文は紙に書いて渡すのが、この店の暗黙のルールなのだ。
・煮込豆腐(980円)
・生野菜ダブル(470円)+コブクロのせ(240円)
・ハラミステーキ(450円)
・ガツ甘辛煮(240円)
・むし肉(270円)
『ひとりじゃ2~3品ぐらいしか食べられないけれど、今日は二人だから、きっと大丈夫だろう』ということで、一気に5品を書き込んだ。
煮込豆腐は、ひとり用の土鍋の真ん中に豆腐を置いて、その形を保ったまま縦横に切り分け、その周りにこの店の名物料理でもある牛煮込み(単品は490円)を、おたまに2~3杯分、つぎ入れる。さらに刻んだ白菜も投入して、しばらくグツグツと煮込み、仕上げに春菊を入れて出してくれる。
これはもう、小さな鍋もの。「豆腐・白菜入りの牛もつ煮込み鍋」といったところかな。
牛もつに、たっぷりと付いている脂肪の甘みと旨み。そして牛腸ならではの、しっかりとした弾力感がたまらない。
うぅ~っ、ホッピー、ホッピー。
木場「河本」の牛もつ煮込みが食べられなくなった今、この店の牛もつ煮込みは貴重な一品だ。
「生野菜」は、レタス、トマト、キュウリのサラダ。「シングル」(270円)と「ダブル」(470円)が選べ、その名のとおり、ダブルはシングルの倍の量だ。
「コブクロのせ」や「ガツのせ」でお願いすると、生野菜の上に、コブクロ刺(240円)や、ガツ刺(240円)をのせてから、焼肉のタレとマヨネーズをかけてくれる。
ハラミステーキも人気の品。ハラミと玉ネギを塩コショウでサッと炒めてくれる。
ガツ甘辛煮は、大常連のFさんがいつも注文する品。その名のとおり、ひと口大に切ったガツを、甘辛いタレで煮てるんだけど、このタレにニンニクが効いていて、甘~い口当たりとは裏腹に、けっこう刺激的な一品なのだ。冷めてくると、甘辛いタレが煮凝りになりそうなほど固まってくる。この状態もまたうまい。
むし肉も以前から気になっていたメニュー。食べたのは今回が初めて。肉(カシラかなあ?)と玉ネギを蒸して、それにピリ辛ダレをかけたもの。ポン酢醤油で食べるのも美味しいんだって。
ホッピーは、お勘定の上では、二人でソト(160円)×3、ナカ(200円)×6だったんだけど、実はFさんがご自分の一升瓶から2回ほど、ナカをつぎ足してくれたので、実際にはソト3、ナカ8ぐらいになっているものと思われる。
閉店時刻の午後9時まで、おおぜいの常連さんたちと一緒に楽しませてもらって、今宵のお勘定は二人で4,330円(ひとり当たり2,165円)。
すっかり酔っ払って、超満腹になって店をあとにしたのでした。
いろいろとごちそうになり、ありがとうございました!>大常連のFさん
生野菜ダブルのコブクロのせ / 煮込豆腐 / ハラミステーキ
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