こんなところに新酒場 … 立ち飲み酒場「よるべ」(荻窪)
日暮里駅で黒ちゃん&宇ち中さん組と分かれ、倉嶋編集長と私は中央線方面へ。
「荻窪に1軒、ご紹介したいお店があるんです!」
という編集長の言葉に飛びついて、荻窪駅で下車した。
「こちらです」
と言いながら編集長が進んでいくのは、うなぎの「川勢」がある路地ではありませんか。
『おろろ? この路地に「川勢」以外の酒場があったっけ?』
いぶかりながらも着いていくと、
「ここなんです!」
編集長が立ち止ったのは、うなぎの「川勢」の2軒ぐらい手前。
そこには真新しい、小さな立ち飲み屋があった。
現在の時刻は土曜日の午後11時半。
入口・のれん下のガラス戸越しに見える店内には、おおぜいのお客が立ち飲んでいる。
「てっぺん(午前0時)をまたぐころが、お客さんが多いんですよ」と編集長。
我われもさっそく中に入って、編集長おすすめの「
立ち飲みカウンター上に置かれた「飲みものメニュー」が、男性用の青いメニューと、女性用の赤いメニューに分かれているのがおもしろい。
青いほうには日本酒、焼酎、割りもの(ホッピーや緑茶ハイなど)、ビールなどが並んでいて、赤いほうにはワイン、サワー、果実酒、ソフトドリンクなどがリストアップされている。
イメージ的に青と赤を分けているだけで、実際には男女ともに、どちらのメニューから注文してもいいそうだ。ちょっとした遊び心なんですね。
このほかバックバーのボードに手書きされたメニューもあって、いま飲んでいる珈琲酎も、そこに書き出されている。「カヴァ(スペインのスパークリングワイン)」のボトル(2,800円)なんてのもあるなあ。
おつまみもまた、バックバーのボードに手書きされている。ひたし煎り豆(280円)、キノコゆずこしょうマリネ(380円)、蒸しソラマメ(380円)、蒸しガキ(5個680円)など、その数ざっと十数品。値段は280~680円だ。
そんな中から、クリームチーズ西京みそ(380円)をもらった。
ここ、立ち飲み酒場「よるべ」がオープンしたのは、平成26(2014)年9月のこと。創業2年半の若いお店だ。
そのせいか、店内の客も、若い人が多い。
ここにこんなお店があるなんて、まったく知らなかったなあ。
今日の早い夕方にも、倉嶋編集長に、有楽町交通会館の地下1階にある「
編集長はいつもいつもお忙しそうなのに、そんな中でもいつもアンテナを高く張って、古典酒場のみならず、新しい酒場もリサーチされてるのが、すばらしいなあ。本当に頭がさがります。
もう1杯、珈琲酎の豆乳割りをいただいて、1時間ほどの立ち飲みタイム。お勘定は二人で2千円(ひとり千円)ぐらいでした。
立ち飲み酒場「よるべ」 / 青と赤の飲みものメニュー / クリームチーズ西京みそ
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