生野菜のコブクロのせ … やきとり「鳥勝(とりかつ)」(立会川)
「生野菜にコブクロをのせることもできるんですか?」
と聞いてみると、できるという答え。さっそく「生野菜シングルのコブクロのせ」を注文した。
これは、本来であれば別々に出される「生野菜シングル」(270円)と、肉刺の「コブクロ」(240円)を一緒盛りにしてもらうもの。値段も合計価格の510円となる。
以前、常連さんから「生野菜にガツをのせてもらうのが美味しいよ」という話をうかがって、前回、「生野菜シングルのガツのせ」(こちらも合計510円)をいただいたのだった。
「鳥勝」の肉刺メニューは、ミノ(290円)、ガツ(240円)、コブクロ(240円)、センマイ(240円)の4種類。刺身と言っても、もちろん生肉ではなくて、ゆで冷ましたものである。
前回、「ガツのせ」をいただいたときから、『「コブクロのせ」も絶対に合いそうだ。今度は「コブクロのせ」も食べてみよう』と思っていたのだった。
実際に食べてみた結果は、もちろん大正解!
ここのコブクロ刺は、やわらかいコブクロ本体の部分に加えて、店によっては「コブクロの硬いとこ」とか「リンゲル(産道)」などと呼ばれている、弾力感の強い部位も混ざっていて、食感的にも変化があってうれしい。
「ガツのせ」しか食べたことがない方は、ぜひ「コブクロのせ」もお試しあれ!
ところで今日は、となりの常連さんが「生野菜ダブル」(470円)を注文。メニューにあるのは知ってたけれど、実物を見るのはこれが初めて。大きな楕円形のお皿に、たっぷりと生野菜が盛られている。すごいボリュームだ。
この常連さんは、日本橋あたりの職場から、横須賀方面のご自宅へと帰る途中、ここ立会川で途中下車して、「鳥勝」で夕食も兼ねてお酒を飲むのを楽しみにしているんだって。
一升瓶でキープしているダイヤ焼酎でホッピーを作り、センマイ刺、生野菜ダブルの2品を食べ終えたころに、10本ほどの「やきとり」(=もつ焼き、1本80円)も焼きあがってきた。
お皿にこんもりと盛られた、できたて熱々の大量の「やきとり」が、見るからにおいしそうだ。
すると常連さん、そのてっぺんの「やきとり」の串をつまんで、ワッシワッシと食べ始めると、あっという間に1本を食べ終えて、次の串へ、そしてまた次の串へと、ものすごい勢いで食べ進んでいく。
そう言えば、センマイ刺や生野菜だって、出されるや否やという感じで、すごい速さで食べ終えてたもんなあ。
横で見ていて、実に気持ちのいい食べっぷりだ。
私のほうはというと、最初に名物の煮込み(490円)をもらって、それを食べ終えたあと、生野菜シングルのコブクロのせ。この2品で、ホッピー(360円)が、ソト1・ナカ3(ナカは200円)。時間にして1時間40分という、とってもスローなペースだ。
となり同士で、ものすごくペースが違うのもおもしろいよね。
本当は、1,760円となるべきところなんだけれど、3杯めとなるナカを、この店に来るといつもお会いする、大常連のFさんの一升瓶からいただいたため、その分(ナカ1杯分)だけ安くなっているのでした。ありがとうございます。>Fさん
メニューの中にある「むし肉」(270円)や、「かき鍋」、「たらちり」、「湯豆腐」といった夏季には出ない鍋もの(各570円)も気になるなあ。次回以降の宿題だ。
今宵のお勘定は1,560円なり。どうもごちそうさまでした。
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