豚タンとその仲間たち … やきとん「たつや」(沼袋)
上から順に「たんした」(110円)、「たんもと」(150円)、「たん」(110円)の塩焼きである。
豚の舌は、先っぽの硬い部分は煮込みの具材にし、中間部分が普通の「たん」として出される。
そのさらに奥、下の根っこに当たる部分が「たんもと」で、ここは非常に希少部位。豚の舌1個(つまり豚1頭分)から、「たんもと」は1串分しか取れないんだって。だから値段もちょっと高い。「上タン」と呼ぶ店もあるそうな。
そして「たんした」は、舌の裏側についている筋肉の部分。「たん」とはまた違う強い弾力感を味わうことができる。
先日の、「豚ハツとその仲間たち」に続いて、今日は「豚タンとその仲間たち」を楽しませてもらった。
沼袋「たつや」の創業は平成22(2010)年3月15日。その前日にプレオープンしてるから、今日で創業7周年である。
ついこの間オープンしたような気がするのに、あっという間にもう7年。
開店した当初から今まで、いつもいつもお客さんでいっぱいの人気店である。
本当におめでとうございます!>たっつん(店主)&お店のみなさん
そんな記念日の「たつや」で、今日も白ホッピー(400円)をもらい、つまみには「もつ煮込み」(350円)を注文した。
なにしろ「たつや」には、不動の人気を誇る名物料理、「もつカレー」(パン付き、400円)があるので、普通の「もつ煮込み」はほとんど注文したことがなかった。(もしかすると、まったくなかったかも!)
7周年の節目にあたり、あえて原点回帰で「もつ煮込み」を注文したのでした。
同じ秋元系でも、「弐ノ十」のこってりと濃厚な「もつ煮込み」とは対照的に、こちら「たつや」の「もつ煮込み」は脂分が少ないあっさりタイプ。おもしろいなあ。どちらのタイプにも、それぞれの良さがある。
「たつや」には、「もつカレー」、「もつ煮込み」以外にも、「煮豆富」(200円)、「煮玉子」(100円)、「牛すじ煮込み」(400円)などの煮込み料理が並んでいる。
「もつ煮込み」に続いては、冒頭でご紹介した「たんした」、「たんもと」、「たん」を焼いてもらい、さらに「本日のもつやすめ」(=日替りメニュー)の中から、「ゴーヤチャンプルー」(300円)を注文すると、これがまたひとりで食べるにはちょうどいい量。スパムとカツオ節がいい味を出してるなあ。
ホッピーをソト1・ナカ4(ナカは1杯250円)で飲みきったあと、最後にもう1杯、「ブラック・ニッカ」誕生60周年記念で作られた数量限定ウイスキー、「ブラックニッカ ブレンダーズスピリット」(650円)をロックでもらい、改めて「たつや」の創業7周年をお祝いした。
じっくりと2時間ほどの酒場浴。今宵のお勘定は3,150円でした。どうもごちそうさま。
もつ煮込み / ゴーヤチャンプルー / ブラックニッカ ブレンダーズスピリット
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