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まぐろ料理サービス中 … 魚料理「竹よし(たけよし)」(都立家政)

かまとろ塩焼き


 「竹よし」の創業は平成5年3月11日。今日で創業から丸24年となり、明日からは25年めの営業に入る。

まぐろ料理サービス中 それを記念して、「竹よし」はしばらくの間、休日(通常は月曜定休)を返上し、毎週、月・火・水の三日間を、『まぐろ料理サービスの日』として、いろいろなマグロ料理をサービス価格で提供してくれるそうです。

 たとえば今日のメニューに並んでいるマグロ料理は、

  ・近海生まぐろ(赤身)
  ・あごとろ刺身
  ・かまとろ塩焼き
  ・かじきまぐろ照焼き
  ・ねぎま鍋
  ・ねぎま串焼き
  ・ほほ肉ステーキ

 といった品々。これらがすべて500円均一料金。さらにもう1品、まぐろの角煮は300円だ。

 まずは瓶ビール(中500円)を、サッポロラガーで出してもらい、定番中の定番、「近海生まぐろ(赤身)」(500円)からスタートすると、お通し(サービス)としてチクちゃん手作りの「小松菜ごま和え」を出してくれた。

 そして出てきた「近海生まぐろ」は、大きい赤身の刺身がドーンと7切れ。これで500円は安いよねえ。

 店を開店した直後に、あるお客さんから「東京で魚料理を看板にした店をやるからには、マグロが大事。マグロだけは、たとえ赤字になったとしても、いい品をそろえたほうがいい」という助言を受け、それ以来、店主はとにかくマグロには力を入れているのである。

『25年めに突入するから、マグロ料理をサービスしよう!』

 というところからも、店主のマグロへの力の入れ方を感じる。

 ビールに続いては、「菊正宗」(350円)を燗でもらって、2品めのマグロ料理は「かまとろ塩焼き」(500円)である。

 「ねぎま鍋」(500円)にしようか、どうしようかと、ちょっと迷ったんだけれど、焼きものに、より心をひかれた。

 しばら~く待って、出てきた「かまとろ塩焼き」の大きさにびっくり!

 丸皿の中央に、デーンと置かれた「かまとろ塩焼き」は、カマの部分の骨が付いているものの、1ポンドステーキ(454グラム)ぐらいの大きさがある。焼くのにも時間がかかったはずだね! これは食べごたえがありそうだ。

 「菊正宗」の燗酒もおかわりして、「かまとろ塩焼き」にセッセ、セッセと対峙する。

 これでもうお腹はいっぱいになったので、あとは「賀茂鶴 一滴入魂」の冷酒(300ml瓶、650円)をもらって、ちびりちびり。

 知らぬ間に店内はほぼ満席になっていた。

 その常連さんたちが注文して、売り切れとなったイカ塩辛の残りをちょっといただいたり、マグロの尾の身や目玉をちょっとつついたり、カワハギ刺身を肝醤油でいただいだりしているうちに、気がつけばもう閉店時刻を過ぎていた。

 今宵のお勘定は2,850円なり。どうもごちそうさま。

 明日(3月11日)はいよいよ開店記念日だ。改めておめでとうございます!

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「竹よし」 / 中瓶ビール / お通しの小松菜ごま和え

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メニュー(左) / メニュー(右) / 近海生まぐろ(赤身)

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焼く前のカマトロ / かまとろ塩焼き / 「菊正宗」燗酒

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日本酒等メニュー / 焼酎メニュー / 「賀茂鶴」冷酒

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いか塩辛 / マグロの尾の身 / 尾の身の塩焼き

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焼酎そば茶割り / マグロの目玉 / カワハギとその肝

店情報前回

《平成29(2017)年3月10日(金)の記録》

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 「竹よし」の冷蔵ショーケースにホヤが並んでいる。  丸ごと1個が600円。これを酢の物ではなくて、刺身でいただくのが「竹よし」の定番である。  さっそくそのホヤを注文すると、店を手伝っているリエさんから、「それじゃ、お酒はやっぱり『浦霞(うらかすみ)』ですか?」と声がかかる。  そうだった、そうだった。  前にホヤをいただいたときに、リエさんから、宮城産のホヤにぴしゃりと合うのが、同じ宮城の「浦... [続きを読む]

受信: 2017.04.29 10:07

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