春は櫻正宗、秋なら菊 … 「鍵屋(かぎや)」(鶯谷)

東京を代表する老舗酒場の1軒、「鍵屋」。
酒屋としての創業は安政3(1856)年というから、実に創業160年。昭和24(1949)年に酒場に転向してからでも、そろそろ70年になろうかという歴史をもっている。
そんな老舗酒場の雰囲気に浸りながら、昔ながらの酒と肴を楽しむのが、この酒場のやり方だ。
「昔ながら」というのはどういうことか。
たとえば酒は、3銘柄の日本酒(正一合530円)と、冷酒が1種類(910円)、それとビールの大瓶(610円)、小瓶(530円)しかない。
焼酎やチューハイ、ホッピー、ワインなどは置いていない。
料理も焼き鳥、豆腐、味噌おでん(でんがく)、大根おろし、ところてん、お新香など、昔ながらの20品ほど。今もその品書きを変えることなく守り続けているんだそうな。
女性だけでの入店禁止というのも昔から続くこの店のルール。今もなお鶯谷駅の近くには風俗系の女性が多い。そういう女性が、客引きを目当てにやってきて、困ったことがあったのかもしれないなあ。
女性であっても、男性と一緒に入店すれば大丈夫。我われも今日は女2人、男2人の4人グループだ。
カウンター席に4人で並んで座り、飲みものは「櫻正宗」(正一合530円)を注文。日本酒は基本的には燗酒で出される。
ここの日本酒の3銘柄は、「櫻正宗」、「大関」、「菊正宗」。なんとはなしに、春に近い季節には「櫻正宗」を、秋に近い季節には「菊正宗」を注文するようにしているのだ。
この店のお通し(サービス)の定番は醤油豆なんだけど、ちょうど品切れになったようで、我われ以降は「ところてん」になった。
燗酒が出てくるのに先立って、まずお
4人で来たら、あれこれと注文できるのがいいところ。
まずは「にこごり」(秋冬のみ、660円)、「さらしくじら」(780円)、「とりもつなべ」(730円)をもらう。
鍋ものは、この「とりもつなべ」の他に、「とり皮なべ」(730円)と、秋冬のみの「湯どうふ」(770円)があって、いずれもひとり用の小さい鍋で出してくれる。
「
燗酒をおかわりにつつ、2巡めに注文したのは「かまぼこ」(570円)に「玉子焼」(土曜日のみ、570円)、「お新香」(500円)の3品だ。
そして最後に「合鴨塩やき」(2本610円)、「とりもつやき」(2本570円)、「とり皮やき」(2本560円)という3種類の昔ながらの焼き鳥をもらって締めくくる。
2時間ほどの酒場浴。今夜のお勘定は4人で1万3千円弱(ひとり3,200円ほど)でした。どうもごちそうさま。
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