後片づけ中に1杯だけ … 「ホッピー仙人」(日ノ出町)
「第一亭」を出たのが午後10時。ちょうど「ホッピー仙人」の閉店時刻である。
しかし、せっかく横浜にやってきながら、仙人の顔を見ないで帰るわけにはいかない。
もしまだ後片付けをしているようならば、せめてごあいさつだけでもさせていただこうと、ちょっと速足で都橋商店街に向かう。
さすがに店頭の灯りは消えているものの、店内からはざわついた声が聞こえてくる。
入口扉を開けて、「こんばんは」と店内をのぞき込んでみると、なんとカウンター席は満席なうえに、その後ろで7人ぐらいが立ち飲んでいる。
すごいっ。さすが金曜日の夜だなあ。
閉店時刻は過ぎてるけれど、ホッピー(500円)を1杯だけいただくことにした。
「ホッピー仙人」が開店したのは、平成13(2001)年9月15日のこと。
同じ年の10月1日から、私の横浜への単身赴任が始まりました。
そのころは、横浜の酒場に関する情報は、ほとんどなくて、私自身も「武蔵屋」(2015年に閉店)を知っていた程度。けっこう長いこと、横浜での酒場難民時代が続いたのでした。
「ホッピー仙人」に始めてやってきたのは、それから4年後の2005年6月のこと。
当時から「ホッピー仙人」のホッピーは、1杯500円でした。まったく値上がりしてないなあ。
そしてそのころから、横浜での飲み友達もどんどんできてきて、そのみなさんからのご紹介で、横浜のいい酒場もたくさん知ることができるようになってきたのでした。
今夜はホッピー1杯だけ。さっくりと30分ほどで、「ホッピー仙人」を後にしたのでした。
どうもごちそうさま!
| 固定リンク | 0
コメント