横須賀といえばここ! … 「中央酒場(ちゅうおうさかば)」(横須賀中央)
横須賀といえばここ、「チューサカ」こと、「中う央酒場」だ。
昭和28(1953)年創業。朝10時から、中休みなしで夜10時半まで、12時間半という長時間の営業で、朝から多くの呑兵衛たちがやってくる。
今日も、午前11時にやって来ると、すでに店内はほぼ満席ながら、大常連の堀越(ほりこし)さんが、一番奥のテーブル席を確保して待っていてくれた。
さらには横須賀在住の酒友・みっちゃんも出てきてくれて、前回と同じメンバーで卓を囲むことができた。
お忙しいなか、ありがとうございます。>堀越さん、みっちゃん
堀越さんは、ホッピービバレッジ株式会社の元社員。横須賀をはじめとする神奈川県内にホッピーを広げた立役者なのだ。
「ホッピー仙人」で出される「堀越さん」というカクテル(ホッピー+青リンゴサワー)も、堀越さんが始めたもの。
「ホッピーはもう一生分飲んだからねえ」
とおっしゃる堀越さんが、遊び心で飲み始めたカクテルだ。これがまたうまいのだ。(残念ながら「中央酒場」には「堀越さん」はありません。)
私はまだ一生分のホッピーを飲んでいないので、今日もホッピー(500円)からスタートする。
「中央酒場」では、専用の冷蔵庫に、すでに焼酎(25度)も入ったジョッキがずらりと並んでいて、注文を受けてそれと、瓶のホッピー(ソト)とが出される。
ホッピーのおかわりを注文すると、必ず冷蔵庫に並んでいる新しいジョッキが出されるのもうれしいね。
そしてこのジョッキの中の焼酎の量がなんと140ml。
ホッピービバレッジが推奨しているホッピーの黄金比率は焼酎(25度)1に対して、ホッピーが5。商用の瓶入りホッピーは350mlなので、焼酎は70ml。
ホッピージョッキに描かれている下側の★のマークまで焼酎を入れると、ちょうど70mlだ。
濃い目がいい人は、上の★まで入れる。ここが110ml。
「中央酒場」の140mlという焼酎の量は、それよりもさらに上。標準の倍の2対5という比率で割ることになる。
泡を立てないように、ソォ~ッとホッピーを注ぐと、かろうじて瓶入りホッピーがすべて入る。
このホッピーの濃さは、横須賀の標準のようなものかもしれない。焼酎が170~180mlぐらい入っている店もあるほどだ。
料理のほうは、ずらりと並ぶ短冊メニューの中から、まず「かつおぶつ」(550円)、「まぐろなべ」(650円)、「あかにし」(600円)、「地だこぶつぎり」(700円)をいただく。このあたりは、とにかく海の幸が豊富なのだ。
白ホッピーを2杯いただいたあと、3杯めには黒ホッピー(500円)をもらって、つまみは「レバーパテ」(450円)、「ぬた」(450円)、「あなごなべ」(700円)を追加する。
最初に「まぐろなべ」、最後に「あなごなべ」を注文したとおり、陶板鍋で出される小さな鍋ものもまた、この店の名物料理なのだ。他にも「どじょうなべ」(700円)、「とんなべ」(600円)、「カルビなべ」(600円)、「キムチナベ」(600円)などがある。
「かつ煮」(650円)や「親子煮」(650円)も、陶板鍋で出される小さな鍋ものに加えてていいかもしれない。
陶板鍋じゃないかもしれないけれど、「かきなべ」(900円)や「たらちり」(600円)、「水炊き」(600円)などもメニューに並んでいる。
横須賀在住の古い友人は、この店の来ると必ず「げそ天ぷら」(450円)を注文する。これもうまい。
午後2時前まで、3時間近くの酒場浴。さあ、次に行きますか!
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コメント
みっちゃん、変わらないですね!懐かしいです。
そしてチューサカ、また行きたい!
投稿: uchidaholic | 2017.04.09 11:26
そうなんですよ!
むしろお会いするたびに、みっちゃんはだんだん若返っているような気さえしています。
ぜひまたチューサカにも行きましょう!(^^)v
投稿: 浜田信郎 | 2017.04.09 16:51