久しぶりのイカトンビ … 立呑み「やきや」(荻窪)
久しぶりにいただく「イカトンビ」(200円)である。
イカトンビというのは、イカの口(カラストンビ)まわりの肉を、串に刺して焼いたもの。
1串に5個ずつ刺さったものが、2本で1人前だ。
カラストンビは、イカ1匹に1個しかないから、1人前2本でイカ10匹分ということだ。ぜいたくなつまみだねえ!
なにしろ口の周りの肉なので、しっかりと弾力感が強いのがいいね。
「イカトンビ」の入荷があるときは、通常のメニューの横に「イカトンビ」の短冊が張り出される。めったに出ないので、あれば迷わず注文すべき逸品である。
「イカトンビ」をつまみに、1杯めのホッピー(320円)をいただいて、ナカ(ホッピーの焼酎おかわり、160円)をもらうとともに注文した2品めのつまみは、この店の料理の中で最高値を誇る「しめさば」(270円)だ。
サバもまた、イカと並び立つ八戸の名産品のひとつ。「八戸前沖さば」というブランド名を持っており、全国で生産されている〆サバの約8割は、八戸市で生産されているのだ。
ここ「やきや」では、そんな〆サバ半身分を、注文を受けてからススッと引いて出してくれる。これで270円というのは、むしろ激安と言っていいだろう。
さらにナカをもらって、今日は「珍味わたあえ」(200円)がすでに売り切れているので、「げそ揚げ」(200円)に、「珍味わたあえ」の鉢に残っているワタをちょっとかけてもらう。これがうまいんだ。
残ったワタは、刺身にも合うし、焼きものにも合う。それゆえ、あえて「珍味わたあえ」が売り切れるのを待ってから、刺身や焼きものを「タレかけで」と注文する常連さんもいるほど。みんな、よく知ってるねえ。
最後にもう1杯、ナカをもらって、つまみにはさっぱりと「漬物」(170円)をもらうと、今日の「漬物」は白菜漬けだった。
ホッピーは全体としてソト1・ナカ4(最初のセット+ナカ×3)。1時間半ほど立ち飲んで、今宵のお勘定は1,540円なり。どうもごちそうさま。
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