今夜は煮込みタンシタ … やきとん「弐ノ十(にのじゅう)」(都立家政)
ホッピーセット白(380円)をもらって、最初のつまみとして「煮込みタンシタ」(250円)を注文した。
「煮込みタンシタ」は、その名のとおり、タンシタを煮込んだものなんだけど、そのタンシタが、大きなかたまり(ブロック)のまま煮込まれているのが大きな特徴だ。
注文を受けて、煮込み鍋でクツクツと煮込まれているタンシタ・ブロックが取り出され、炭火の焼き台で炙って最終仕上げが行われる。
そしてそのブロックのまま皿に載せられ、刻みネギをたっぷりとトッピングしたらできあがりだ。皿のフチには練りカラシも添えられる。
熱々のところへ箸を入れると、まるでコンビーフのようにホロホロと崩れて食べやすい。
ん~~~。この「煮込みタンシタ」もいいねえ。
ここ「弐ノ十」には、通常の「もつ煮」(豆腐入りで350円)のほか、同じ煮込み鍋から豆腐だけを取り出した「煮豆腐」(200円)や、同じ煮込み鍋の中でゆで卵を煮込んだ「煮玉子」(100円)、冬場だけの「煮大根」(200円)。
さらには煮込んだ豚足が、丸ごと1足分出される「煮込みとんそく」(350円)に、この「煮込みタンシタ」と同じように、ホホ肉をブロックのまま煮込んで、仕上げに炙って出してくれる「煮込みホホ肉」(250円)など、バリエーションが豊かで、例外なくうまい。
「毎日のように来てくださる常連さんが多いので、なんとか飽きないようにと、いろいろ考えてみてるんです」
と話してくれる店主のアキさん。
「それでもいつも、必ず同じものしか注文しない常連さんも多いんですけどね(笑)」
定番のメニューも、けっして飽きられることなく、しっかりと愛されているのである。
「紅だんご」(180円)も、アキさんが考えた新作メニューのひとつで、細かく刻んだ紅ショウガを練り込んだツクネをタレ焼きにして、マヨネーズを添えたもの。
だいぶ前に始めた「紅しょうが肉巻き」(150円)の人気が高くて、紅しょうがの仕入れが多くなったので、他にも使えないかと考えだしたものなんだって。
このところ、暑い日が続いているので、そろそろシーズンを終えそうな「はくさい漬」(200円)をもらって一息ついて、満を持して焼きものへと進む。
今日は「レバ塩ねぎ」(100円)と「とろしろ」(100円)を1本ずつ注文。「とろしろ」は醤油焼きで出してくれた。
かたまりのタンシタがボリュームたっぷりだったので、今日は焼きものはこの2本だけ。
ホッピーがソト1・ナカ4で、外税で消費税(10円未満切り捨て)が付き、今夜のお勘定は2,110円なり。
「ごちそうさま」と席を立つと、「どうもありがとうございました。またあした」と見送ってくれた。
「またあした」というのが、いいね!!
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