豚軟骨もつ煮込み登場 … 焼鳥「川名(かわな)」(阿佐ヶ谷)
いよいよ始まりました、豚煮込み(=豚軟骨もつ煮込み、324円)。
豚軟骨たっぷり、根菜たっぷりの「川名」独自の豚もつ煮込みながら、豚軟骨の下処理が大変なので、煮込みがよく出る冬場はとてもやっていられない。
そこで冬場は、こちらも美味しい牛すじ煮込みを出すようにして、夏場だけ、豚軟骨もつ煮込みが出るようになったのでした。
その豚軟骨もつ煮込みが、今年も始まったってことですね。
今日は最初から、豚軟骨もつ煮込みが目当てだったので、飲みものもホッピー(411円)を選択した。
もつ煮込みには、やっぱりホッピーが合うと思うんだなあ。
「赤、黒、どっちにしましょう?」
と聞いてくれる女将さんに、「赤」をお願いした。
ここのホッピーは昔から、白・黒じゃなくて、赤・黒なのである。
白・黒というのは、ホッピー(ソト)そのものの色合いのこと。じゃ、赤・黒は何かというと、ホッピー瓶の王冠の色なのである。白ホッピーには赤い、黒ホッピーには黒い王冠が付けられている。その王冠の色で区別してるんですね。
でも、「白をお願いします」と返事しても通じるのでご心配なく。
期待の豚煮込みはちょっとお預けしておいて、1品めのつまみには「昆布しめさば」(519円)をお願いした。
この昆布しめさばで、ある程度空腹を満たしておいて、その後、じっくりと豚軟骨もつ煮込みを味わおうという狙いなのだ。
すると、その昆布しめさばに合わせて、マスター(店主)が冷酒を1杯出してくれた。
「中に刻んだなまり節を入れてます。時間と共に味が変わってきますよ。〆サバのお皿にも、同じなまり節を添えてますから、そのままつまみでも食べてみてください」
とのこと。これは嬉しい1杯ですね。
なまり節入りの日本酒&ホッピーで、「昆布しめさば」をいただいたあと、ナカ(368円)をもらって、いよいよ満を持して「豚煮込み」(324円)である。
煮込みは店頭の焼き台の横に置かれた煮込み鍋で、コトコトと煮込まれていて、注文するとあっという間にやってくる。
ど~れどれ。
おぉぉぉぉぉ~~~~~っ。豚軟骨もつ煮込みだ!
やっぱり旨いなあ。
他の具材もさることながら、皮付きの牛蒡が、いい味を出してるなあ。
これから冬までの間に、なるべく何度もいただかなきゃね。
そこへ、またまたサービスで出してくれたのは静岡産のワカメ。常連さんが持ってきてくれたんだそうな。
ちょっと醤油をつけていただいてももちろん美味しいんだけれど、豚軟骨もつ煮込みの汁に、新鮮ワカメをちょいとつけて食べると、これがまたいい!
2時間ほどの酒場浴。席料108円が加わって、今夜のお勘定は1,730円でした。どうもごちそうさま。
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