焼きもの、いいですよ … やきとん「すっぴん酒場」(野方)

夕方になるのを待ちかねて自宅を出発すると、「すっぴん酒場」に到着したのは、まだ外も明るい午後5時。
それでも店内には4人ほどの先客が立ち飲んでいるのがすばらしいなあ。
今日もそうだけど、早い時間帯には、まだ開店準備が整っていないことも多い。
いつものようにホッピー(黒のみ450円)をもらい、お通し(100円)として出されたポテマカサラをつまみながら、炭火が熾るのをゆっくりと待つ。
これもこれで、早めの夕方ならではの楽しみなのだ。
それにしてもこのところ、ポテマカサラを出してくれる店が増えたような気がする。
ポテマカサラというのは、ポテトサラダとマカロニサラダをごっちゃ混ぜにしたよなサラダのこと。
このメニューがあると、「ポテトサラダにしようか、それともマカロニサラダにしようか」と迷う必要がない。一度に両方を食べることができるのだ。
このポテマカサラ・ブームは、西武新宿線沿線だけのことなんだろうか、それとも都内全域? あるいは日本中の大衆酒場でそうなのかな?
そうこうしているうちに炭火も熾り、店主から「焼きもの、いいですよ」と声がかかる。
私の後にも、二人ぐらいのお客さんがやって来たので、店内のお客は7人ほど。
でも誰も、われ先にと焼きものを大量注文したりすることはしない。各自2~4本ずつ、つつましやかに注文する。
焼き台の上には、最大でも十数本の串しか乗らないので、誰かが大量に注文すると、それより後で注文した人は、ずっと待っていないといけないからだ。
今日のお客は、ベテランぞろいだな。
そう感心しながら、私もレバ、シロ、チレを、それぞれ1本ずつ(各100円)注文した。
いつだったか、同じように開店直後にこの店にやってきたら、なにかの会合帰りらしきおばさんの5人連れがやって来た。その内のひとりが、この店に来たことがあるようなのだ。
その日も、開店準備がやや遅れていて、店主はまだ火を熾していた。
しかし、そんなことにはおかまいなく、おばさんたちは、「タンを5本、ハツも5本、カシラも5本。レバ、いる人? ……。じゃ、レバは3本」と次々に注文を入れていく。
「ショウガミョウガってなに? おもしろそうねえ。じゃそれも2本」、「ピータンピーマンっていうのもあるわよ。これも2本くださいな」などなどと、まだ炭火が熾る前なのに、すでに大量の焼きものの注文が入ってしまった。
おばさんたちよりも先に店に入って、炭の熾りを待っていたのは、私も含めて5人ほど。
『今日は焼きものは、しばらく無理だな……』
だれも声には出さないが、店内にはそんな空気が流れた。
そしてある人は冷奴を注文し、ある人は味噌キュウリを注文し、ある人はセロリ漬けを注文しと、常連さんたちは焼きもの以外のつまみを注文する。私もこのときは煮込みをもらったものだった。
まあでも、厨房の見えないチェーン居酒屋やファミレスなどが標準であれば、このおばさんたちのような注文の仕方のほうが普通なのかもね。
その点、今日のお客は、みんなベテランだ。焼き台の空き具合も見ながら、空いたところでスパッと注文が入る。
私も2巡めはコブクロ(100円)をもらい、3巡めにアブラニンニクとハラミナンコツ(各100円)、そして4巡めにタン、ハツ、カシラ(各100円)を焼いてもらって締めくくった。
黒ホッピーはソト1・ナカ4。2時間ほど立ち飲んで、今日は1,950円なり。どうもごちそうさま。
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コメント
順番があるんでちょっとお待ち下さいねというのはお店の人は言いにくいんですかね。
投稿: まんもす | 2017.05.18 21:51
初めて書き込みします。
女性の口コミ力は凄いけど、逆に悪い口コミを拡げる力も凄いですからね…(苦笑
常識的な事を言ってるとこっちは思っていても、勝手に『非常識な店』だと言われたりしますから〜。
投稿: きーきーたん | 2017.05.21 19:14