初めてのソブリメーザ … ブラジル料理「カフェ・ド・セントロ」(日比谷)
ソブリメーザ(Sobremesa)というのは、ポルトガル語でデザートのこと。
ブラジルにいるときは、レストランに行くと必ずのようにソブリメーザをいただいたものだった。
頭がツーンとなるほどの甘さが、ブラジルのソブリメーザの大きな特徴だったなあ。
日本に帰ってきてからは、ソブリメーザをたのむことはなかったんだけれど、今夜はソブリメーザで〆とした。
メニューに並ぶ5種類のソブリメーザから選んだのはアッフォガード(380円、以下すべて税別表記)。バニラアイスクリームにエスプレッソコーヒーをかけていただくデザートだ。
さすがに日本のソブリメーザは、頭がツーンとくるほどの甘さはなくて、普通のアイスクリームの甘さと冷たさが、エスプレッソの苦みと熱さとの対比で際立つ。
ここ「セントロ」にやってきたのは2ヶ月ぶり。
例によって生ビール(プレミアムモルツ、500円)で乾杯し、料理はヤシの新芽(パウミット)や赤カブ(ベテハーバ)が入った「ブラジルMIXサラダ」(680円)、「タピオカ芋(マンジョッカ)のカリカリフライ」(580円)、「干し鱈のコロッケ(ボリーニョ・ジ・バカリャウ)」(6個500円)でスタートする。
そして満を持して、「ピッカーニャ・グリル」(500グラムで3,200円)である。これは牛イチボ肉のステーキ。
できたて熱々のところを切り分けて、ブラジルでは定番の、ビナグレッチ(野菜のマリネ)とファロッファ(タピオカ芋の粉)をかけていただく。これがうまい。
飲みものも、キープしているカシャーサのボトルを出してもらって、カイピリーニャ(カシャーサのカクテル)に切り替える。
さらにもう1品、「ムケッカ」(大、2,480円)をもらう。
「ムケッカ」は、ブラジル風魚介鍋。魚介類を、パーム油とココナッツミルクで煮込んだものである。これをごはんにかけていただく。
で、最後にソブリメーザのアッフォガードだ。
午後6時20分から、「もう閉店しますよぉ~」と声がかかる、10時過ぎまで、3時間半以上も楽しんで、今夜のお勘定は3人で14,579円(13,500円+税、ひとりあたり4,860円)でした。どうもごちそうさま。
「カフェ・ド・セントロ」 / 生ビールで乾杯 / ブラジルMIXサラダ
タピオカ芋のカリカリフライ / 干し鱈のコロッケ / 生ビールをもう1杯
ピッカーニャグリル500g / ビナグレッチ&ファロッファ / カシャーサ
ソブリメーザのメニュー / アッフォガード / 今宵のメンバー
| 固定リンク
コメント