塩辛チーズでホッピー … 昭和酒場「ALWAYS(オールウェイズ)」(高円寺)
日曜日。午後4時の開店時刻を待ちかねて、高円寺・
開店直後にもかかわらず、すでに先客がいるのが素晴らしいなあ。
さっそく「ホッピーセット」(400円)をもらって、つまみは「塩辛チーズ」(200円)を注文する。
この「塩辛チーズ」は、まだ開店2週間ながら、すでにこの店の常連さんになっているT口さんのオススメの一品なのである。
野方や都立家政の酒場でよくお見かけするT口さん。かつてここの店主がやっていた「手打ちうどん酒房 さぬき亭」(野方)の常連さんでもあり、ここ「昭和酒場ALWAYS」が開店することを教えてくれたのもT口さんなのだ。
前回来たときにも、飲んでる途中でT口さんがいらっしゃって、第一品目のつまみとして、いきなり「塩辛チーズ」を注文したのだった。
『よし。次回は私も「塩辛チーズ」からスタートしよう』
ひそかに、そう心に決めていたのでした。
「塩辛」も、「チーズ」も、どちらもがお酒によく合う発酵食品の
その「塩辛チーズ」をつまみに、ホッピーを飲みながら、おもむろに今日のメニューを確認する。
前に来てから数日しかたっていないこともあって、35品ほどの料理メニューのうち、30品ほどは同じものなんだけど、刺身などの生もの系は前と違っている。
おっ。今日は「黒鯛」(300円)があるから、これにしてみよう。
まだ「塩辛チーズ」も残っているものの、「ナカ」(ホッピーの焼酎おかわり、200円)を注文するのと合わせて「黒鯛」も注文した。
出てきた「黒鯛」の美しいこと。コリッと弾力感のある食感がまたいいね。
となりのお客さんが「串カツ」(200円)を注文したので、私も便乗で注文する。揚げものは、厨房の隅に設置されているフライヤーで揚げてくれるのだ。
最初のセットから数えて3杯め(ソト1・ナカ3)となるナカをもらって、揚げたて熱々の「串カツ」をいただく。
この店の斜め前が、昭和31(1956)年創業の老舗大衆酒場「バクダン」なんだけど、その「バクダン」の閉店時刻は午後9時と早い。その時間から、ここ「昭和酒場ALWAYS」へと流れてくるお客さんも多いんだそうな。
似たような系統の店が近くにあると、お互いに引き立てあっていいですよね。
最後に1杯、まだ残っていた開店記念特価の「
この「たぬき奴」は、他の人が注文するのも見たことがなかったが、予想どおり、冷奴に、揚げ玉と刻みネギがトッピングされて登場した。
たっぷりと3時間弱の立ち飲み酒場浴。今日のお勘定は、ちょうど2千円でした。ごちそうさま。
昭和酒場「ALWAYS」 / ホッピーセット / 塩辛チーズ
| 固定リンク
コメント