1種ごとにお皿が1枚 … やきとん「弐ノ十(にのじゅう)」(都立家政)
もともと「もつ焼き」は好きなんだけれど、このところ、さらにマイ「もつ焼き」ブームが止まらない。夏の暑さの影響なのか……!
今日は都立家政の「弐ノ十」にやってきた。
まずはホッピーセット(380円、以下すべて税抜き表記)を白でもらって、「レバ塩ねぎ」、「かしらみそ」、「テッポー正油」(各100円)を注文する。
ここ「弐ノ十」の最大の特長は、もつ焼き1種類ごとに、1枚のお皿で出してくれること。
私のように一人でやってきて、1種類を1本ずつ注文した場合にでも、1本ずつ、それぞれ1皿で出してくれるということに、頭が下がる思いだ。
そのため、焼き台の前にはいつも、大量の小皿が山のように積み上げられている。
こうして出してくれることで、塩、タレ、味噌、醤油などの味が混ざり合うことがなく、それぞれのもつ焼きの味わいを、たっぷりと堪能することができるのである。
簡単なことのように見えて、こういう出し方をしてくれるところはあまりない。(私自身は他には知らない。)
だって、1本ごとに新しい1皿を使うから、皿洗いだって大変だものね。
さすがアキさん(=「弐ノ十」店主)の店だなあと、いつも感心しているのでした。
ナカ(ホッピーの焼酎おかわり、250円)をもらって、次なるつまみとして、「きゅうりみょうが」(200円)が気になって、念のため確認してみる。
「アキさん、『きゅうりみょうが』ってどんな料理?」
「いや、料理ってほどのもんでもないんですけど、キュウリとミョウガを刻んで、チャチャっとあえたものです(笑)」
「それください!」
ほぼ予想どおりだった。
実はもう一つ想像したのは、もしかすると「すっぴん酒場」の「しょうがみょうが」のように、細く刻んだキュウリとミョウガを芯に、豚バラ肉を巻いて、それを焼き上げたものかもしれないということ。
もしそうだったとしても、話のタネとして、絶対に注文してみてたけどね。
3杯めとなるナカには、これまた大好物の煮豆腐(200円)を合わせる。ここの煮込みは、濃厚なコクが特徴。だからその鍋で一緒に煮込んだ豆腐も、これまたうまいのだ。
4杯めとなるナカをもらったところで、本日の〆となる焼きものを検討する。
この店はメニューも親切で、通常のカシラ、タン、ハツ、レバ、ナンコツ、チレ、……といった品名だけの列挙(味付けは各種選べる)の他に、ホワイトボードには、今日、最初に注文した、「レバ塩ねぎ」、「かしらみそ」、「テッポー正油」のように、『品名+おすすめの味付け』という表示もされているので、どんな味があるのかよく知らなくても、品物が選びやすいのだ。
そんな中から、「ハツスパイシー」と「ナンコツたれ」(各100円)を注文すると、ナンコツはこれでヤマ(売り切れ)になった。危なかったなあ。
そんなわけで今日は、塩ねぎ、みそ、正油、スパイシー(塩コショウ)、たれ、という5種類の味を楽しむことができました。
2時間ちょっと楽しんで、今夜のお勘定は2,190円でした。どうもごちそうさま。
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