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87歳、おめでとう! … 酒房「北国(きたぐに)」(中野)

「八鶴」燗酒


 1年半ぶりにやってきたのは、中野の老舗酒場「北国」である。

 前回やってきたのは一昨年(2015年)の12月2日。ブラジル(レシフェ)への単身赴任を終えて、日本に帰ってきた、まさにその日のことだった。

 帰国して、荷物の整理もまだ終わってないのに、午後4時の「川名」から飲み始めて、「燗酒屋」、そしてここ「北国」、さらには「ブリック」と、阿佐ヶ谷、中野の名店を飲み歩いたのでした。

 さらにその前にここに来たのは、そこからさらに1年半前。ブラジルに単身赴任する直前の2014年5月のこと。

 女将さんはお元気かな、と思いながら店内に入ると、いつものように「いらっしゃい」と笑顔で迎えてくれた。あぁ、良かった。

 このとき、女将さんは86歳だった。でも6月下旬がお誕生日なので、この記事を書いている今はもう87歳だ。おめでとうございます!

 大瓶ビールをもらって、久しぶりに女将さんにも1杯お進めすると、にっこり笑顔で受けてくれた。

 そして出されたお通しは、鶏肉や根菜などの煮物。

 月・水・金は女将さんひとりで切り盛りされているんだそうだ。(火・木は姪のユミさんが手伝いに入る。)

 飲みものを青森は八戸の地酒「八鶴はちつる」の燗酒に切り替えるころには、店内はいつもの常連さんたちで埋まってきた。

 1年半ぶりにやって来ても、いつと変わらぬ人がいて、いつもと変わらぬ酒がある。これが酒場のいいところだよねえ。

 つまみには白菜の漬物をもらう。

 この店に最初にやって来たのは、平成13(2001)年4月のことなので、もう16年になりましたか。

 この店には、毎日のようにやって来る常連さんが多いのだが、私の場合は最初にも書いたように、飛び飛びで、間が1年半ぐらい空いたりすることもしばしば。このブログ(HP時代も含む)に記録が残っているのは33回だから、平均すると半年に1回ぐらいか。

 もっと足しげく通わなきゃなあ。

 久しぶりにこの店にやって来ると、いつもそう思うのに、また間が空いちゃったりするのである。反省、反省。

 ゆっくりと2時間半の「酒場浴」。ビール大瓶1本と、燗酒の徳利3本で、今宵のお勘定は2,500円でした。どうもごちそうさま。

 今度はきっと、もっと早く来ます!

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「北国」 / お通しの煮物とビール / 白菜漬け

店情報前回

《平成29(2017)年6月7日(水)の記録》

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» ホヤ塩辛で八鶴の燗酒 … 酒房「北国(きたぐに)」(中野) [居酒屋礼賛]
「このホヤの塩辛を食べるためだけに、うちに来る人もいるのよ」  と女将さん。青森から直送されてきたという「ホヤ塩辛」(480円)は確かにうまい!  この「ホヤ塩辛」と同時に、同じ青森(八戸)の地酒、「八鶴(はちつる)」の燗酒をもらったものだから、さらにその味わいが増すってもんだ。  その土地の肴(さかな)には、その土地の酒。  この組み合わせがいちばん合うに決まってる。  水曜日の今日は、会社帰り... [続きを読む]

受信: 2019.02.20 07:36

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