三浦店長の焼き姿が肴 … やきとん「秋元屋(あきもとや)桜台店」(桜台)
6年ぶり! 「秋元屋 桜台店」にやってきた。
店に着いたのは、開店の10分ほど前(午後4時50分ごろ)だったんだけれど、店の両側の入り口には開店待ちの行列が伸びている。
平日も平日、週半ばの水曜日なのに、すばらしい人気ですねえ。
4時55分ごろには、入口が開けられ、並んでいた順に次々に店内へと入っていく。
駅に近い側の入口で待っていたお客さんたちは、カウンター席に手前から順に座っていき、角を曲がって駅から遠い側の入口で待っていたお客さんたちはテーブル席を中心に座っていっているようだ。
ということは、ひとり客、ふたり客は駅に近い側の入口に並ぶのがよくて、数人連れで来たお客さんは、駅から遠い側の入口に並ぶのがいいってことなのかな?
たまたまだけど、私は駅から近い側の入口にいたので、そのままスッとカウンター席に座り、焼き台前でスタンバイしている店長の三浦さんや、店員の舞ちゃんたちにごあいさつをして、ホッピー(セット、400円)を氷入りでもらう。(氷入りの他に、シャリキンなどが選べる。)
店内は並んで待っていたお客さんたちで、全席の7割ぐらいが埋まった。
そのお客さんたちのほぼ全員が、いっせいに焼きものを注文しているので、私はまず煮込み(380円)をいただいて、ゆるゆるとスタートすることにした。
予想どおり、三浦店長が担当する焼き台には、一気に注文が入ったもつ焼きが、端から端までずらりと並んだ。これでもまだ最初の注文の一部でしかない。
行列ができるもつ焼き店で、開店直後に焼き上げなければならないもつ焼きの量は、半端じゃないのだ。
そのもつ焼きを、クルッ、クルッと操る、三浦店長の腕(前腕部)の筋肉が、これまたすばらしい。
三浦さんが「秋元屋 本店」の焼き台を担当していたときも、もつを焼いている姿そのものが酒の肴になったものだったが、ビシッと決まる焼き姿は当時とちっとも変っていない。むしろさらに洗練されているかも!
ナカ(270円、ホッピーの焼酎おかわり)をもらって、焼き台がほんのちょっとだけ落ち着いてきたところで、レバ、ハラミ、シロを1本ずつ(各120円)、味はおまかせで焼いてもらうと、レバは塩ネギ、ハラミは醤油、シロはタレで焼き上げてくれた。
ックゥ~~ッ。これはうまいっ!
三浦店長、その職人技にますます磨きがかかってますねえ。
さらにナカをもらって、今度はチレとナンコツ(各120円)。チレは秋元系ならではの味噌ダレで、ナンコツは塩で焼き上げてくれた。
このチレ味噌がよかった。チレには味噌ダレが合うんだと再認識した。
カウンター内の壁に掲げられている、日替りのホワイトボードメニューを見ていて、とても気になった料理がある。牛テール辛スープ(450円)、はつスタミナ漬け(250円)、生ハムユッケ(300円)の3品だ。
4杯めとなるナカをもらって、その3品の中から牛テール辛スープを注文すると、この料理は舞ちゃんが担当のようだ。
待つことしばし。
グツグツと沸きたつ牛テール辛スープの小鍋が、鍋敷き付きでやってきた。「熱いので気をつけてくださいね」と舞ちゃん。
添えられたスプーンに取って、フーフーと冷ましながら、少しずついただく。
いーじゃないですか! これもいいつまみになるなあ。ボリュームもたっぷりだ。
今日はこの牛テール辛スープで満腹になって、はつスタミナ漬けや生ハムユッケまではたどり着けなかった。これらは次回のお楽しみだな。
ゆっくりと2時間ほどの酒場浴。今宵のお勘定は2,950円でした。どうもごちそうさま。また来ます!
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