カルニ・セッカのピザ … ブラジル料理「カフェ・ド・セントロ」(日比谷)
お店のおねえさんにすすめられて、はじめて「カルネセッカとクリームチーズのピザ」(842円、以下すべて税込表記)を注文してみると、これが大正解。すごく美味しくて、あっという間に食べ終えた。
カルニ・セッカ(カルネセッカ)と言うのは干した牛肉のこと。牛肉をよく食べるブラジルには、その保存のために昔から干し肉もよく作られていた。
大きく分けると、軽~く一夜干し程度に干したカルニ・ジ・ソウ(直訳すると「太陽の牛肉」)と、半乾燥状態になったシャルキ(英語だとジャーキー)、そしてカチカチになるまで完全に干したカルニ・セッカに分けられる。
今回のピザには、このカルニ・セッカが入ってる。
『なぜ、ブラジル料理屋なのにピザなの?』
という疑問もあるでしょうが、ブラジルではピザもよく食べるんです。
私自身、ブラジルに単身赴任して、まずまっ先に連れて行ってもらったのが、「ジロ・プライア」という、ピザ・レストランだった。ブラジルで開催されたワールドカップを観戦しながらいただいた、この店での料理が、記念すべきブラジルでの第1食めとなった。(そのときのブログ記事)
その後もピザは、あちこちのレストランで見かけたものでした。マルゲリータをよく食べたなあ。
今日は5人で「カフェ・ド・セントロ」にやって来て、生ビール(プレミアムモルツ、540円)で乾杯したあとは、ボトルキープしているカシャーサ「ベーリョ・バヘイロ・ゴールド(Belho Barreiro Gold)」(1本3,024円)に、カットライム(378円)と氷をもらって、カイピリーニャを作る。
つまみは揚げタコ(626円)、ポテトフライ(410円)、ブラジルMIXサラダ(735円)からスタートして、いつものように牛ステーキも焼いてもらう。今日は赤身の多い牛ランプステーキ(600g、2,354円)にした。
さらには牛テールの柔らか煮「ハバーダ」(1,706円)や、鶏肉のコロッケ「コシーニャ」(518円)、干し鱈のコロッケ「ボリーニョ・ジ・バカリャウ」(540円)、そして「カルネセッカとクリームチーズのピザ」へと食べ進む。
すっかりお腹が膨れたところで、あとはポルトガル産オリーブ盛(410円)、イタリア産ドライトマトハーブオイルマリネ(518円)、ミックスナッツ(410円)、もっちもちチーズパン(ポンジケージョ、1個97円)、ミナスチーズ(540円)、タピオカ芋(マンジョッカ)のカリカリフライ(626円)といった、つまみつまみした料理をたのんで、ひたすら飲んだ。
たっぷりと4時間近く楽しんで、カシャーサのボトルも2本。お勘定は5人で21,877円(ひとりあたり4,375円)でした。どうもごちそうさま。
ボトルのセットをもらって / カイピリーニャ / ブラジルMIXサラダ
牛ランプステーキ600g / ヴィナグレッチ&ファロッファ / ハバーダ
干し肉のピザ / 干し鱈のコロッケ&鶏肉のコロッケ / ドライトマト
MIXナッツ&オリーブ盛 / ポンジケージョ / タピオカ芋のフライ
ミナスチーズ / 本日のメンバー / 2本のボトルが空きました
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