げそ揚げがマイブーム … 立呑み「やきや」(荻窪)
荻窪「やきや」で、このところマイブームなのが「げそ揚げ」(200円)だ。
醤油などで下味をつけたスルメイカのゲソに、衣を付けて揚げたものが、カウンター上に置かれたバットの上に大量にスタンバイされている。
注文すると、そこから何切れかをお皿に取り分けて出してくれる。だから、注文してから出てくるまでがとても速い。
このスピード感が、1品めのつまみとして、ちょうどいいのだ。
なにしろ作り置きしている「げそ揚げ」なので、揚げたての熱々でもないし、表面の衣がカリッと香ばしいわけでもない。温度は常温だし、衣もゲソの水分を吸ってしんなり、しっとりとしている。
でも、それがまた
もし「珍味わたあえ」(200円)が売り切れていたら、その「珍味わたあえ」の器に残っているタレをかけてもらうのもいい。「げそ揚げを、タレかけでお願いします」と注文する。これはサービス(無料)だ。
ただしこのサービスが受けられるのは、あくまでも「珍味わたあえ」が売り切れている場合のみなので気をつけること。
この「げそ揚げ」で、ホッピー(320円)の1杯めを飲み干して、ナカ(ホッピーの焼酎おかわり、160円)をもらうと同時に、「いかみみ焼」(200円)を注文。
これはスルメイカの耳、エンペラを2枚(イカ2尾分)、タレ焼きにしたあと細く切り、マヨネーズを添えたもの。お好みで、マヨネーズに七味唐辛子をかけてもおいしい。
同じエンペラの刺身(いかみみ刺身、200円)もいいのだが、これまた人気が高くて早い時間に売り切れてしまうことが多い。早めの注文が必要だ。
3杯めとなるナカをもらうと、これでちょうどソト(瓶のホッピー)もなくなる。全体でソト1・ナカ3。これくらいの量がちょうどいい。
そして最後のつまみとして「自家製塩辛」(200円)を選択。
私は飲み始めると、あまりつまみは食べない。しかし逆に、つまみが全くない状態で、お酒を飲むこともできないので、1杯に1品ずつぐらいの感じで、ちびちびとつまみを注文することが多い。
このあたりのバランスは、人それぞれなんだけど、「やきや」のような立ち飲み店では、たくさんのつまみを一度に並べてしまうと、それだけカウンターの横幅を占有してしまうことになる。せめて自分の肩幅は超えない程度に、いっぺんに注文しすぎないような配慮は必要だろうと思います。
3品と3杯で、1時間20分ほどの酒場浴。今夜のお勘定は1,240円でした。どうもごちそうさま。
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