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帰省時の大きな楽しみ … サントリーバー「露口(つゆぐち)」(松山)

角ハイボール


 松山に帰省したときの大きな楽しみのひとつが、「露口」の角ハイボールをいただくこと。

 「露口」の創業は昭和33(1958)年8月15日。私自身は1959年1月生まれなので、学年で考えると、「露口」と同級生だ!

 松山には高校を卒業するまでしかいなかったので、若いころには「露口」には来たこともないし、もっと言えば、その存在も店名も知らなかった。

 ずっと後になってから、太田和彦さんの著書「ニッポン居酒屋放浪記 立志編」を読んで「露口」のことも知り、初めてやって来たのは、今から13年前、2004年7月のことだった。

 それ以来、すっかりこの店のファンになり、帰省すると、できる限りこの店に寄らせていただくようにしているのでした。

 今回の帰省では、8月15日に東京に戻る予定なので、残念ながら59回めの開店記念日に「露口」に来ることはできない。

 「残念だなあ」と思っていたら、ちょっとフライングで59周年用のコースターを出してくれた。59周年、おめでとうございます。

 店主・露口貴雄さんは、昭和11(1936)年生まれ。今年で81歳ながら、ますますお元気で、今夜もキリッと切れのある角ハイボールを作ってくれた。

 この角ハイボール。アルコール度数が13%もあって、ワインや日本酒などに近いぐらいの濃さなのである。

 そしてこの濃さこそが、「露口」の角ハイボールの美味さの源(みなもと)なのでした。

 ある程度のアルコールの強さがないと、なかなか「うまいっ」と感じられないですよねえ。銀座「ロックフィッシュ」の角ハイボールもやっぱり濃い。

 今日は早めの夕方(午後3時)から、道後温泉のホテル宴会場で、高校卒業40周年の同窓会。同学年の卒業生500人ほどのうち、200人ほどの面々が集まった。

 10年前に30周年というのもやったんだけど、今回初めて参加た人も何人かいて、その人たちとは高校卒業以来40年ぶりの再会となった。

 そのあと、松山の酒場街の中心地、二番町(にばんちょう)に移って二次会を楽しんだあと、同じ方面に帰る人たち(小学校や中学校が同じメンバー)と一緒に、三次会として「露口」にやって来たのでした。

 さらに地元に戻ってからも、近くのスナックでもう1杯飲みながら、つもる話に花を咲かせて、自宅に帰り着いたのは、午前3時過ぎ。

 う~む。12時間も飲んじゃいましたか。

 実に楽しい1日じゃったのぉ。みんなありがとう!

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59周年のコースター / お通しはポップコーン / 今宵のメンバー

店情報前回

《平成29(2017)年8月12日(土)の記録》

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左から、8オンスタンブラー、ロックグラス、ストレート用のテイスティンググラス  松山での2軒めは、サントリーバー「露口」だ。  1958(昭和33)年8月15日に開業した「露口」は、今年で創業60周年だ。  代替わりしながら60年という酒場は多いが、「露口」の場合は、オーナーバーテンダーの露口貴雄さん1代で60年なのがすごいっ!  そんな「露口」の不動の名物が、角ハイボール。  今夜ももちろん、そ... [続きを読む]

受信: 2018.09.16 07:34

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