黒糖焼酎と鳥皮ポン酢 … 博多ラーメン「ばりこて」(都立家政)
博多ラーメン「ばりこて」の都立家政店にやって来た。
カウンター11席のみの店内には先客は5名ほど。それぞれが美味しそうにラーメンを食べている。
私はそのカウンターの隅っこに座って、黒糖焼酎(400円)をロックでもらい、つまみには「鳥皮ポン酢」(300円)を選択した。
ここの黒糖焼酎は奄美大島の「里の曙(さとのあけぼの)」。
黒糖焼酎は、その名のとおり、サトウキビの搾り汁から作る黒砂糖を原料とした蒸留酒。つまり西インド諸島原産のラム酒や、ブラジル原産のカシャーサなどの親戚となるお酒なのだ。
ただし国税庁の取り決めによって、この黒糖焼酎を製造することができるのは、奄美群島に限られているのである。
つまみはというと、今いただいている「鳥皮ポン酢」以外にも、「味噌ずり」「がめ煮」「もつ煮込み」「めんたいポテト」「レンコンつくね」「めんたいだし巻」という手作りつまみ合計6種類が、それぞれ1品300円で用意されている他、「ひとくちめんたい」(160円)という軽めのつまみもある。
だからラーメン屋ながら、割りと本気でお酒を飲むこともできるのだ。
先客の男性3人組が席を立ち、入れ替わるように男女のカップルが入ってきて、ビールと餃子を注文した。
そうだ。この店には餃子もあったなあ。
「博多焼きぎょうざ」が8個で320円、「茹でぎょうざ」は5個で320円だ。
「こっちの焼き餃子をお願いします。黒糖焼酎もおかわりをください」
思わず私も便乗注文した。
餃子もまた手作りだ。カウンターで飲んでいると、餃子を仕込んでいる様子を見かけることも多い。それを注文を受けてから焼き上げてくれる。
大きさが「ひと口大」と小さいのが、博多餃子の特徴。メニューでは8個になっているが、出てきた餃子は1皿10個だった。
これでもうお腹は十分なんだけど、ここに来ると、やっぱりラーメンも食べたい。
基本の「博多ラーメン」(650円)を、麺のゆで加減は『ばりかた』でお願いして〆とした。
さっくりと1時間ほど楽しんで、お勘定は2,070円でした。どうもごちそうさま。
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