イカ刺身をワタ醤油で … 立呑み「やきや」(荻窪)
しょっちゅう来てるのに、来るたびに新発見がある荻窪「やきや」。
今日の新発見は、ワタ醤油でいただくイカ刺身だ。
と言っても、最初からワタ醤油が用意されているわけではない。
まずは「自家製塩辛」(200円)をもらって、それを食べ終えたあとに小鉢に残っている塩辛のイカワタに、ちょっと醤油を入れて、それで「いか刺身」(200円)をいただくのである。
わりと淡白なイカ刺身に、イカワタのコクが加わることで、味わいがより増すのだ。
う~む。この食べ方もいいねえ。
金曜日の今日は、「やきや」に到着したのが午後7時半。
いつものようにホッピー(320円)をもらい、すでにいろんな料理が売り切れている中、ラッキーにもまだ「いか大根」(250円)が残っていたので、それからスタート。
イカ大根1人前には、大きくカットした大根が2個と、イカゲソが1匹分。つまりゲソ10本分が盛られているもんだから、ボリュームたっぷり。
この1品で、ホッピーが3杯飲める。
イカ大根を食べ終えたところで、ソト1・ナカ4の4杯めとなるナカ(160円)をもらって、つまみには「自家製塩辛」をもらった。
その塩辛を食べ始めたときに、私のとなりで、先に塩辛を食べていた常連さんが、「げそわさ」(200円)を注文した。
そして、その塩辛のワタが残った器に醤油を入れて、ゲソワサを食べ始めたのだ。
「なるほど。この食べ方は気がつかなかったですねえ」と声をかけると、
「肝醤油と同じようなもんですかねえ。イカワタの旨みがいいんですよ」と教えてくれた。
これがもう見るからに旨そうなのだ。
で、すでに自分の定量である4杯分のホッピーを飲み終えたところだったけれど、改めて燗酒(250円)をもらって、「いか刺身」(200円)を追加注文したのでした。
「珍味わたあえ」の残りダレでいただく刺身も美味いけど、「自家製塩辛」の残りワタでいただく刺身も素晴らしい。いい食べ方を教えていただき、ありがとうございます。
午後10時まで、ゆっくりと2時間半も立ち呑んで、今夜のお勘定は1,700円でした。どうもごちそうさま。
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