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スッポン鍋が850円 … 鯉とうなぎの「まるます家」(赤羽)

すっぽん鍋


 冬になると食べたいもののひとつが赤羽「まるます家」の「すっぽん鍋」(850円)。

 前に来たときは750円だったので、100円値上がりしたようだが、それでもまだ千円未満。こんな値段でスッポン鍋が食べられる店は他に知らない。

 今日は年末のごあいさつも兼ねて、宇ち中さんと二人で「まるます家」にやって来た。

 店の前に到着したのは昼の12時45分。その時点では10人以上の行列があったのだが、ちょうど入れ替わりどきだったのか、あっという間に行列がなくなって、我われの前には一人だけ。

 しかし、ここからの進みが悪かった。我われの後ろにもどんどん行列が伸びていく。

 20分近く待って、午後1時過ぎに店内に入ることができた。

 するとラッキーなことに、我われのカウンターの担当は若女将の和子さん。

 まずはサッポロラガービール(大瓶600円)をもらって乾杯し、つまみは「鯉のあらい」(400円)と「たぬき豆腐」(500円)からスタートする。

 この店の看板に『鯉とうなぎのまるます家』と書かれているとおり、鯉とうなぎは、この店の2枚看板。ぜひ注文したい料理なんだけど、うな重や、鯉のうま煮を始めとして、けっこうボリュームがある料理が多い。

 そこでおすすめなのが、この「鯉あらい」や、うなぎの中骨を揚げた「カルシウム」なんだけど、今日のメニューには、残念ながらカルシウムは見当たらなかった。

 「たぬき豆腐」は、「冷したぬきそば」の麺が豆腐になったものと考えるとわかりやすい。

 ど~んと大きい豆腐に、ワカメ、キュウリもみ、カニカマ2本、そして揚げ玉がのって、冷たいツユがかかっている。

 揚げ玉とツユは自家製。揚げ玉は「たぬき豆腐」のためだけに作ってるんだって。

 揚げ玉をサクサクのまま味わうには、そのまま食べるのがいいが、全体をかき混ぜて、混然一体としていただくのも美味しい。

 冷たい料理なので、昔は夏しか出しておらず、冬場は「たぬきは今は冬眠してます」と言ってたそうな。

 あまりの人気に、今では通年で出している。

 この「たぬき豆腐」もまた、この店の定番の一品なのだ。

 っていうか、この店には注文すべき定番の料理が多過ぎるほど多い。

 大勢で集まって宴会をするときには、それらの定番料理を一気に注文するので、ぜひそのときのブログ記事をご覧ください→2017年の集まり2016年の集まり

 飲みものをジャン酎(ハイリキ1L瓶、1,100円)+モヒートセット(100円)に切り替えて、スッポン鍋鍋を注文。

 このスッポン鍋の出が比較的速いのもうれしいね。

 この店で最後ならば、雑炊セット(200円)をもらって、スッポン雑炊を楽しむところなんだけど、今日はまだ先がある。

 もう1本、ジャン酎をもらって、つまみにお新香(400円)をもらうと、この時季のお新香は白菜の漬物。冬場はこれがいいねえ。

 午後3時過ぎまで2時間ほど楽しんで、今日のお勘定は二人で5,150円(ひとり当たり2,575円)なり。どうもごちそうさま。

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「まるます家」 / サッポロラガー大瓶 / 鯉のあらい

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たぬき豆腐 / ジャン酎+モヒート / お新香(白菜)

店情報前回

《平成29(2017)年12月29日(金)の記録》

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