カラスの行水な酒場浴… 焼鳥「川名(かわな)」(阿佐ヶ谷)
金曜日なので、職場の近くの焼鳥屋で軽く飲んで帰路につく。
阿佐ヶ谷駅から、旧・中杉通りをトコトコと歩いていたら、まだ「川名」が開いているではないか!
改めて時計を確認すると、現在の時刻は午後10時15分。
「川名」は、10時20分にラストオーダー、10時40分に会計、そして11時には閉店と定め、そのとおりに運用されている。
店頭の焼き台にいる女将さんに、「まだ大丈夫ですか?」と声をかけると、ニッコリと笑って、「どうぞ」と迎え入れてくれた。やったね!
ラストオーダーまでの残り時間はあと5分。
「生グレープフルーツサワー(411円)と、もやしキムチ (173円)をお願いします」
お通し(サービス)のミカンを持ってきてくれた店主に、大急ぎでそう注文した。
もやしキムチなら、調理時間も必要ないので、この時間にたのんでも大丈夫だろう。
あっという間に出される生グレープフルーツサワーと、もやしキムチ。
そして店内のお客さんたちに、「ラストオーダーです」と、最後の注文を聞きに回る店主。
いやぁ、ほんとにギリギリのタイミングでした。
いつも早い時間、というか、午後4時の開店直後に来ることが多いこのお店。遅い時間帯もにぎわってるんですねぇ!
ラストオーダーの料理を作り終えると、店内は徐々に片付けモードに入ってくる。
いつもネタであふれている、カウンター上の冷蔵ケースも、すっかりカラッポになった。
カウンター内の中央部に掲げられているメニューも、左側のほうの魚介類はほぼ消されている。ここに書かれていた品々は全部、売り切れてしまったんだろうなあ。
そして10時40分。店内のお客さんたちに、合計金額が入ったレシートが配られる。
私の分は、注文した2品に、席料(108円)が加わって692円だ。この料金は、帰りに入口横のレジで支払う仕組み。
最後に店主が、冷酒(銘柄失念、大吟醸酒)と、残っていたフルーツ(メロン)が振る舞ってくれた。ありがとうございます。
午後10時55分。次々に席を立つお客さんたちに続いて、私もお勘定をして店を出た。
さっくりと40分の、「カラスの行水」的な『酒場浴』でした。どうもごちそうさま。
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