ハシゴ酒の終点はここ … 居酒屋「満月(まんげつ)」(鷺ノ宮)
三連休のまん中の日曜日。阿佐ヶ谷「川名」→中野「石松」→沼袋「たつや」とハシゴして、4軒めは鷺ノ宮の居酒屋「満月」である。
西武新宿線・鷺ノ宮駅北口から約1分(90m)という近さにある「満月」。
さらにここから私の自宅まで、徒歩7分ほどしかかからないので、ハシゴ酒の終点としてやってくることが多かったのです。
「多かった」と過去形で語っているのは、今はそんなにたくさん来ることができていないから。
昨年(2017年)なんて、2回しか来れなかった。(当ブログへの登場回数はゼロでした。)
その大きな理由のひとつは、通勤経路が一昨年までの西武新宿線から、JR中央線に変わったこと。そのため自宅最寄駅が鷺ノ宮駅から、阿佐ヶ谷駅に変わってしまったのでした。
もうひとつの理由は、ハシゴ酒をする回数が少なくなったこと。
ハシゴ酒で何軒も飲むと、翌日がつらいということもさることながら、もっとも大きな要因は、『
その1軒にどっぷりと浸かりこんで、その酒場の料理やお酒、空気感をじっくりと楽しむことが大事なんです。
そんなわけで、ハシゴ酒の終点として、この店にやって来ることが減ってしまってたのでした。
「お久しぶりです。今年もよろしくお願いします」
と店内に入ると、二代目店主のアキラ君や、懐かしい顔ぶれの常連さんたちが笑顔で迎えてくれた。
それぞれの酒場に、それぞれの酒場の常連さんあり。この酒場に来ないと会えない常連さんたちも多いのです。
そしてここに来ると、飲みものはいつもトマトジュース割り(350円)。
トマト割りは、飲みものでもあり、つまみでもあり。冷やしトマトを食べながら、焼酎を飲んでるようなもので、ハシゴ酒の〆の1杯にちょうどいいのだ。
「満月」のカウンターの上段には、大皿に盛られた料理がずらりと並んでいて、その中から欲しいものを小皿に取り分けてもらう仕組み。料理によって値段が違うが、1人前が300~400円ほど。
「じゃがベーコン」(300円)と「ウインナー」(300円)が美味しそうなんだけど、お腹はほぼ満腹。どっちにしようか迷いに迷う。
「これと、これと、半分ずつってわけにはいかないの?」
「う~ん。それはできないんです」とアキラ君。
するととなりの常連さんが、
「お互いに1品ずつもらって、私と分けっこしましょう」
という、すばらしい提案をしてくれた。
ありがとうございます。おかげで、それぞれが「じゃがベーコン」と「ウインナー」のハーフ&ハーフを楽しむことができました。
もう1杯、トマトジュース割りをいただいて、1時間半ほどの酒場浴。今夜のお勘定は1,000円でした。どうもごちそうさま。
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