久々のグリルドサンド … パブ「ブリック(BRICK)」(中野)
中野「ブリック」のグリルドサンド(450円)が美味い。
食パンサイズの小さなフライパン2枚が向かい合ったような作りの「ホットサンドメーカー」に、具を挟んだ2枚のパンをセットして、コンロにかけるだけなのに、どうしてこんなにも絶妙な焼き上がりになるんだろう。
カリッと香ばしい食感がいいんだな。
その半分にはハム&チーズが入ってて、残る半分にはコンビーフ&玉ネギが入ってる。
名物のトリハイ(200円)をチビリチビリと飲むのに合わせて、ゆっくりと、長持ちさせながらいただこうと思うんだけど、美味しくて止まらない。
けっきょく、グリルドサンドそのものはあっという間に食べてしまい、同じお皿に添えられているマカロニサラダで、ゆっくりとトリハイをいただいた。
水曜日の今日、中野駅に到着したのは午後6時半。
さてさて、「やきや中野店」に行こうか、「北国」に行こうか。北口側に出て、「路傍」、「石松」、「パニパニ」を目指すという手もあるなあ。(「おかやん」は火水定休です。)
よし。今日は北口側(中野5丁目方面)にしよう!
北口改札を出て、田舎そば「かさい」の脇にある路地を、立ち飲み「泡」などを横目に見ながら通り抜け、焼とり「よね田 中野店」、「牛の四文屋 中野店」を抜けて左へ。
あっ!!
目の前に現れた「ブリック」を見て思い出した。ここにもしらばく来てないなあ。
入口扉についている、小さなのぞき窓からうかがえる店内は、お客も少なそう。
そりゃそうだろう。バーがにぎわうのは、もっと遅い時間だもんね。
こんな(バーにとっては)早い時間帯に、まったりと「ブリック」で過ごすのも悪くない。今日はここにしよう。
店内に入ると、推察のとおり、店内のL字カウンターには、その短辺のところに男女のカップルが一組座っているだけ。テーブル席も、入口すぐ横のテーブルに、年配の女性二人連れがいるだけで、奥のテーブルはすべて空いている。
私は、L字カウンターの、いちばん奥の部分に陣取って、トリハイを注文した。
名物のトリハイ(トリス・ハイボール)は200円と格安だが、他のお酒だって「角」250円、「オールド」300円、「リザーブ」350円とリーズナブルだ。
トリハイが出てくるまでの、ほんの少しの間に、料理のメニューをさっと確認する。
ここ「ブリック」では、お通しも出されるんだけど、そのお通しは何種類か用意されている。まず先に、客の料理の注文を聞いて、その料理とかぶらないようなお通しを選んで出すというのが、この店のやり方のようだ。
「野菜スティック」(400円)、「ハムエッグ」(400円)、「カニクリームコロッケ」(500円)などが並ぶなか、今日は久しぶりに「グリルドサンド」(450円)を注文したのだった。
トリハイを追いかけるように、すぐに出された今日のお通しは「柿の種」(300円)だ。
カウンターの一番奥のところが、小さな調理場になっていて、グリルドサンドなどの調理が必要な料理は、ここで作られる。
この辺の席に座ることができると、料理ができていく様子もつまみにすることができるのだ。
さっくりと1時間ほどの間に、トリハイを3杯。
お勘定をお願いすると、すぐ目の前で、レシートの計算をしてくれる。
トリハイ(200円)が3杯で600円。これにお通しの300円と、グリルドサンドの450円が加わって、1,350円。
しかるのちに、欄外の合計欄の手前に、140円というのが書き足されて、合計のお勘定額は1,490円でした。
この欄外の140円というのは、注文した合計(1,350円)の10%(10円未満は切り上げ)なんだろうな。サービス料あるいはチャージってところか。
どうもごちそうさま。
ほんわりと酔って、店をあとにしたのでした。
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