いか大根終わりました … 立呑み「やきや」(荻窪)
先週は出張で「やきや」に来ることができず、先々週以来、12日ぶりの訪問となった。
「あら、久しぶりですねえ(笑)」
と女将さんから声をかけてもらったりしながら、かろうじて空いていた店の奥のほうに立ち、まずはいつものようにホッピー(320円)を注文した。
さて、つまみ。まだまだ寒い日が続いているので、今日も「いか大根」(250円)から行こうかな、と思って念のため壁のメニューを確認すると、なんと! 「いか大根」の上に、白いシールが貼られているではないか!
「いか大根、終わったの?」
と、カイト君(男性店員さん)に確認してみると、
「そうなんですよ。先週で終わりました。いい大根が入らないんですよね」
という答えが返ってきた。
あららぁ~。それは仕方がない。前回(先々週)いただいた「いか大根」が、今季最後の「いか大根」となりましたか。
次に食べることができるのは、今年の11月末。9ヶ月ほど先のことである。
それじゃあと戦略を立て直して、イカの全部位を、それぞれ異なる調理法でいただくことにする。
この店のメニューに載っているイカ料理は、「いか刺身」、「いかみみ刺身」、「いかみみ焼」、「いかげそ焼」、「げそ揚げ」、「げそわさ」、「いかなんこつ焼」、「珍味わたあえ」、「自家製塩辛」、「いか納豆」、「いか大根」の11品。いか大根を除いて、すべて200円均一だ。
これらのうち、終了した「いか大根」と、ちょっと特殊な「いか納豆」以外を、部位別、調理法別に整理したのが下の表だ。
刺身 | 焼き | 揚げ | 珍味 | |
---|---|---|---|---|
耳 | いかみみ刺身 | いかみみ焼 | - | - |
身 | いか刺身 | - | - | 自家製塩辛 |
頭 | - | いかなんこつ焼 | - | - |
足 | げそわさ | いかげそ焼 | げそ揚げ | 珍味わたあえ |
イカの全部位を、それぞれ異なる調理法でいただこうとすると、頭は「いかなんこつ焼」しかなくて、揚げ物は「げそ揚げ」しかないので、この両者がまず確定する。
この二つが決まると、あとは自動的に、耳は「いかみみ刺身」、身は「自家製塩辛」ということになる。
よしっ。今夜はこの流れで行こう。
この4品の中で、まっ先に売り切れそうなのが「いかみみ刺身」だから、まずはこれから。ワサビの代わりに、おろし生姜でいただいた。
この「いかみみ刺身」を食べている途中で、「珍味わたあえ」が売り切れた。
そこで、ナカ(160円)をもらうと同時に、今度は「げそ揚げ」を『たれかけ』で注文した。
『たれかけ』というのは、「げそ揚げ」に、「珍味わたあえ」が入っていた器に残っている『たれ(=味付きのイカワタ)』をかけてもらうこと。「珍味わたあえ」が売り切れたあとじゃないと、『たれかけ』のオプションをお願いすることはできないのだ。
さらにナカをもらって、「いかなんこつ焼」。
最後、4杯めとなるナカを、「自家製塩辛」で締めくくった。
残念ながら、「いか大根」は終了していたけれど、おかげで「やきや」のイカ料理フルコースを堪能することができた。
1時間半ほどの立ち飲みタイム。ホッピー4杯とイカ料理4品で、今夜のお勘定は1,600円でした。どうもごちそうさま。
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コメント
今回の部位別調理法別整理表、なんか、宇ち多”の紹介のページっぽくて好い感じですね。よく分りました。
投稿: でじょん | 2018.02.24 18:03